VMware Playerには、仮想マシンを作成する機能がない。そのため、「仮想マシンでLinuxを手軽に使用するには」で説明したように、既成の仮想マシンをダウンロードするのが一般的な使用法だ。 しかし、好みのOSを好みの仮想マシンで使用することも不可能ではない。ここでは、QEMUの付属ツールなどを利用して、新規に仮想マシンを作成する方法を説明する。 VMware Playerで実行可能な仮想マシンには、少なくとも仮想ディスクのイメージファイル(.vmdk)と仮想マシンの設定ファイル(.vmx)が必要となる。 仮想ディスクのイメージファイルは、QEMUのディスクイメージユーティリティ「qemu-img」で作成できる。Fedora 8の場合、QEMUはyumコマンドでインストールすることができる。