フォークでご飯を食べる際の「正しいマナー」というものは、存在しません。 なぜならば、フレンチ,イタリアンなど欧風料理に「ご飯」は絶対に出てこないからです。 存在しない料理のマナーなど、存在しません。 ゆえに、自由です。正確には「論ずる価値すら無い瑣末なこと」に過ぎません。 歴史的経緯は、次の通りです。 1)英国古式マナー フォークを回して背と腹をひっくり返したり、あるいは左右の手で持ち替えるのは言語道断! 豆類を食べる時は、フォークの背にナイフで潰し、フォークの背に乗せて食べる。 明治になってイギリスに留学した日本人(主に海軍将校)が帰国後、ご飯を豆類に準じた食べ方にして広めました。 戦時中でも時々戦艦大和で高級将校はフルコースのランチだったぐらいなので、戦後多くの日本人は海軍方式=正式マナーと解釈しました。 以後、現在に至ります。 2)仏国式マナー フォークの背に乗せて食べるなど文明的と