大手ホームセンターのコーナン商事(大阪府堺市)が輸入した電気製品の安全性を偽って販売していた問題で、経済産業省は27日、電気用品安全法に違反したとして、950商品の販売を最長3カ月止めるようコーナンに命じた。販売停止を命じるのは2001年の同法施行以来、初めて。 経産省によると、コーナンは中国や台湾から輸入した電球や扇風機、冷蔵庫など1418商品について、安全性を検査していないにもかかわらず、検査済みの商品につける「PSEマーク」を付けて販売するなどの違反をしていたという。 コーナンは今年5月、今回の処分の対象になった商品の大部分について、自主回収を発表している。