7月14日には東京都大田区大森の厳正寺付近で「水止舞(みずどめのまい)」が催された。 この祭りは前半と後半で違った側面を見せる面白い祭りだ。 毎年14日に開催されるので興味がある人は見てみて欲しい。東京都でもこんな愉快な祭りがあるのである! 目次 祭りの始まり~水止舞の歴史~ 潜入!水止舞(遅刻) ここが気になる!この寺紋! 祭りの始まり~水止舞の歴史~今から700年前に遡る。 北條茂候の子として生れた法密上人は18歳から真言密教を学び、後に厳正寺二世を継いだ。 後醍醐天皇の治世の1321年。法密54歳である。 その頃武蔵の国では大旱魃が起っていた。そこで雨乞いの祈禱をする者として法密に白羽の矢が立ったのである。 当初自分の力量では無理だと辞退をしたのだが、天候が回復しないこと、また皆からの願いによって法密は雨乞いをすることになる。法密は7日間祈禱。するとあれほど照っていた強い日が翳り、雨
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