コンピュータの管理にある「記憶域」では、物理ドライブを「ディスク」と呼び、0から始まるディスク番号を振って管理する。ここでは、パーティションは直接扱わず、ファイルシステムに対応するボリュームを管理している HDDがなかった時代のMS-DOSの慣習を引きずるWindows ディスクやドライブといった用語の扱いが少々雑 Windowsでは、「ディスク」や「ドライブ」といった用語の扱いが少々雑である。というのも、HDDが普及する前に作られたMS-DOS時代からの慣習を引きずっているからだ。 話が混乱しないように先に用語を定めておく。ここでは、物理的なHDDやSSDなどを「物理ドライブ」と呼ぶ。この物理ドライブの記憶容量を分割したものが「物理パーティション」である。OSが扱う、記憶媒体の単位を「論理ドライブ」と呼ぶ。 そもそも、ディスクとドライブは別々のもので、両者を合わせることではじめて外部記憶
![Windowsにおけるディスク、ドライブ、パーティションの扱いの違い (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/583fd5da229c0eeff75b4be5eedf04781b11bcc2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2023%2F09%2F16%2F3604792%2Fxl%2F568faefa584303d9.png%3F20200122)