2日に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)で、真田信繁(堺雅人)が「真田紐(ひも)」を考案し、商売を始めるというエピソードを紹介。真田紐の検索が急増し、放送終了直後には製造、販売最大手の「織元すみや 墨屋」のサーバーが落ちるなど「真田丸」効果が波及した。 【写真】「真田丸」で最期を迎える真田昌幸(草刈正雄)(右は真田信繁=堺雅人) 真田紐の製造、販売で市場占有率85%(同社調べ)を誇る「織元すみや 墨屋」は、グーグル検索で2番手(真田紐販売サイトでは1番手)に来ることから、2日夜にアクセスが殺到。同社が大手通販サイト「アマゾン」で販売している商品は完売したという。 真田紐は主に茶道具の桐箱の紐や美術工芸品を収める木箱に使われているが、近年は売上が激減。それでも「真田丸」の放送が決まった昨年から、売り上げは回復基調にあるという。同社の担当者は「真田紐はもともと強い紐とし