イタリア、シリア、ポルトガル、アメリカなど世界を行き来しながら国境のない日々を送るマンガ家・ヤマザキマリさん。マリさんの母リョウコさんもまた、音楽と娘、そして自身の人生を愛する、何から何まで「規格外」の母だった! ヴィオラ演奏家として世界を駆け巡りながら、シングルで娘2人を育て上げた破天荒なリョウコさんからマリさんが学んだこととは? 濃縮3回シリーズ、第1回は「母から受け継いだ人生観」です。 (1)この地球でいかに面白く楽しく生きるか ←今回はココ (2)私が歴史マンガを描き続ける理由 (3)『フランダースの犬』のネロにはならない! ARIA世代は、“女性”というくくりが抜ける年代 ―― 「日経ARIA」の読者は40~50代で、がむしゃらに走り続けてきたモードが一段落し、さあ、もう一度自分の人生を見つめ直してみよう、というタイミングに来ている人たちです。 ヤマザキマリさん(以下、敬称略)