白黒赤絵本とポスター。ちなみに、黒と赤のペンで手描きしても似たような感じに楽しめますが、扱いやすさと値段の手頃さを考えれば、購入する価値は十分あると思える これは絵本だが、一般的にイメージされる、柔らかい色調でかわいらしいキャラクターが登場するような絵本とはずいぶん違う。黒と赤だけで描かれた幾何学的な絵ばかりが並ぶ。初めて見た方には、ずいぶん奇妙なものに映ることだろう。 実はこのデザインは、赤ちゃんの目の研究から生まれたものだという。生まれたての赤ちゃんはぼんやりとしか周囲が見えず、しかも白黒でしか見えないという。1~2か月頃から少しずつ視界がはっきりしてきて、赤い色が認識できるようになる。そして3カ月を過ぎると、視力がかなり発達してきて、青などの色も認識できるようになるそうだ。なので、普通の絵本が見られるのは3カ月頃から。それより小さい赤ちゃんは、目の前で絵本を開いても、ほとんど反応しな