このサイトを立ち上げるに当って一番の問題はコンテンツの品数をいかにして揃えるか、ということでした。「書けばいいじゃん」というのは普通の人の発想です。PyJUGの網元衆(Webマスター達のことをこう呼ぶ)というのはもちろん偏った考え方をする人たちばかりですから、そんな真面目な発想は絶対にしません。網元衆が思い付いたのは次の方法です。 「カーニハンとプローガーのSoftware ToolsをPythonでやるってのはどう?」 「何それ?」という人も多いと思うので簡単に解説します。Software Toolsってのはこの業界の重鎮Brian W.KernighanとP.J.Plaugerが執筆、1976年に出版されたプログラミング解説書の古典です。翻訳は「ソフトウェア作法」(木村泉訳/共立出版)として出版されております。内容は簡単なファイルのコピーに始まり、テキスト処理を中心に小さなプログラムを

