「苦情」から生まれるヒット商品、クレーム「10円」で買い取る業者も 産経新聞 6月24日(火)11時10分配信 《おいしすぎて食べ過ぎてしまう》《外に電話しに行ったら料理が冷めていた》 ほとんど“いちゃもん”に近いこんなクレームも、新たな「ビジネスチャンス」につながると注目されている。商品やサービスに感じている消費者の不満を参考にしてヒット商品が生み出されたケースもあり、「苦情・クレームは宝の山」と、1件10円で買い取る会社まで登場。消費者は不満をぶつけて“収入”を得ることでき、企業も商品開発やサービス改善のヒントを得る。誰もが得する「win−win」の関係のようにも思えるが、はたしてその実態は。 ■苦情から生まれた商品 「皆さんの不満を解決した傘がこれなんです!」 5月27日午後、大阪・難波の高島屋大阪店2階の特設会場。傘の製造販売を手がける福井洋傘(福井市)社長、橋本肇さん(5
ノキアの携帯電話は人間の行動観察から得た洞察をもとに開発されているという。同社のデザインセンターで研究者を務めていたヤン・チップチェイス氏は、50ヵ国以上の市場でリサーチを行ってきた。人々の日常に隠されたニーズを読み解く「デザイン・リサーチ」とは一体どのようなものなのか、話を伺った。全2回。 デザイン・リサーチとは “Why” を知ることである ――デザイン・リサーチの一番の特徴とは何でしょうか。 写真を拡大 Jan Chipchase(ヤン・チップチェイス) デザイン・コンサルティング・ファームfrogのグローバル市場調査・分析部門で、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを務める。ノキアの主任科学研究員を経て現職。これまで日本、中国、アフガニスタン、ウガンダ、ブラジルなど世界50カ国以上でリサーチを行ってきた。また、これまで米国のスタンフォードやマサチューセッツ工科大学(MIT)
カネボウ化粧品の白斑事件、みずほ銀行の暴力団融資事件など、一瞬にして企業ブランドを毀損しかねない事件が相次いでいる。その一方で、高価格にもかかわらず多くのリピート客を惹き付ける高いブランド力を持つ企業も数多く存在する。そうした企業のひとつとしてよく挙げられるのが、9月に国内1000店舗を達成し、増収が続き業績も好調なスターバックスコーヒージャパン(以下、スタバ)だ。 そんなスタバがリーマンショックを受け業績低迷に苦しむ2009年に、同社CEOに就任しブランド構築と躍進のきっかけを築いたのが、岩田松雄氏だ。 今回、8月に『ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得』(アスコム)を上梓した岩田氏に、 「ブランドとミッションは表裏一体」 「自分ブランドをどのように築くのか?」 「スタバのブランドはどのように構築され、なぜ毀損されないのか?」 「スタバは値下げをしない
こんにちは、NHN Japanのマッチングサービス事業部でマーケティングを担当しているotakeです。 今回は担当サービスの運用業務と並行して出稿も担っている忙しいディレクターさんやこれから出稿業務に携わる方のために、チャッチャと読んで現場ですぐに使える実戦的なナレッジの一部を「バナー広告制作の基礎知識」として書かせていただきます。 当事者意識を持たせるAttentionを考える ユーザーの購買行動において、バナー広告が担うポジションはAttention(注意)喚起にあたりますが、一般的にバナー広告は誰に注意を促すものなのでしょうか。 検索から目的を持って能動的に何かを探しているわけではないが、潜在的な関係性を秘めているのがバナー広告の対象となる潜在層。ここに位置する対象には”この広告はあなたに関係あるものです”、”おそらくあなたの話です”といった潜在欲求に気づきを与える「当事者意識を高め
最近ホテルはもちろん、レストランでも「お客様の声をお聞かせください」という紙をよく見ます。いわゆる「顧客満足度アンケート」ですね。 ちきりんがこれ系のアンケートを見ていつも思うのは、まず最初に聞くべきは 「このサービス(施設、商品など)を利用されるのは何度目ですか?」 「次回も(or○年以内に)このサービス(施設、商品など)をもう一度利用しようと思いますか?」 という質問だと思うのだけど、案外見ないもんです。 2番目の問いはたまに載ってるのもあるけど、大半のアンケートは機能やサービス、価格など様々な項目について「とても満足した」から「とても不満」までの5段階で評価しろという形式が多く、最後に「総合点では?」と聞かれます。 確かに個別の機能やサービス項目ごとに満足度を聞けば、結果が出たとき「何を改善すればいいか」が明確になるので、アンケートの作り方として悪くはないと思います。 けれど、実際に
わたし的棚ぼた一万円選書 急に千葉さんに手渡された封筒、開けてみたら1万円札が1枚。何ごとかと思えば、同期の出張を代わったお礼をもらったらしい。 「葵はワンオペで育児してくれたから」と半分わけてくれました。 泡銭の1万円 これはもう、わたし的1万円選書をしろという思し召しなのでは……
仕事の勝敗を分ける黄金の数式と法則/金子哲雄編[6] ■AKB48は「3:2の法則」で稼ぐ みなさんは牛丼の原価をご存じでしょうか。私の分析では大手牛丼チェーンY社の牛丼(並)380円のうち、経費は238円で、食材費は137円。これらを差し引くと、利益はわずか5円です。これではほとんど利益がない気がしますが、実はY社は莫大な利益を生む人気商品を持っています。それはトッピングの卵です。卵の原価は1個10円以下で、価格は50円。粗利40円以上です。この高収益商品を、Y社は、外食産業の中でおそらく日本で一番販売しています。 ならば卵だけを売ればいい? それでは、消費者は見向きもしてくれないでしょう。卵は、あくまでも牛丼のついで。利益率の低い集客商品(牛丼)で多くの顧客を呼びこむからこそ、利益率が高い収益商品(卵)も売れるのです。 集客商品と収益商品をうまく組み合わせた例はほかにもあります
IKEAに行くと、本来購入する予定ではなかったものまでついつい買ってしまいがちですが、なぜそのようなことが起きるのでしょうか? その秘密を解説したのがこの「誰がIKEAで買い物を楽しんでいるのか?(Who enjoys shopping in IKEA?)」というムービー。これはもともとユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの講義としてUCLバーレット校で建築を教えているアラン・ペン教授が行ったもので、結論から言うとIKEAが採用している戦略は「Gruen Transfer」と呼ばれている手法で、これによってIKEAを訪れた人は意識を混乱させられ、本来欲しいわけではないものまで買ってしまうようになるわけです。 一体どういう店舗のデザインによって買う予定のないものを買わせることができるのかという秘密の中身は以下から。 YouTube - Who enjoys shopping in IKEA?
アウディ青森 営業 フロアマネージャー 古谷由香子●1981年、青森県生まれ。米沢女子短期大学を卒業後、アウディ青森を経営するツカハラエンタープライズに入社。 赤信号で止まっているときはもちろん、一般道を走行しながらすれ違ったときにも、ナンバープレートから600人の顧客と、場合によっては奥さんの顔まで瞬時に浮かぶ。 「県庁前を運転されてましたね」 後日そう声をかけられて、最初は驚く人もいた。だが誰も不快感を訴えなかった。いまは、「さすがは古谷さん」と大半は、共感を抱いてくれている。 青森市の人口は約31万人。地域の中に人間関係が息づいている。東京のように商品や納期、価格などで、合理的に契約の多くが決まる地域ではない。ポイントになるのは、どうすれば相手の懐に飛び込んで買ってもらい、最終的には長期間の関係を築いていけるかどうかにある。長期間の良好な関係は、リピートにつながっていく。 欧州の高級
自社の商品を実際に買ってもらった人にアンケートを実施し、自社の強みを知ることで、効果的な広告・プロモーションを打つ方法を紹介しています。 「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法―チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! シンプルな内容で、誰でもすぐに実践できる方法です。人々が商品を購入する際の心理プロセスを学ぶことが出来ます。商売をされているすべての方に読んでもらいたい本です。 売れる情報は、自分ではなくて、「お客さん」が持っている 売れるチラシ・DM・ホームページを作るために必要な情報は、あなたではなくあなたのお客様が持っている 「売れる広告」と「売れない広告」の差は、お客様の気持ち(悩み、欲求、不安など)をよく理解し、チラシ・DM・ホームページに反映できているか、できていないかの差なのです。 お客様から購入プロセスを直接聞き取ることは、売れる秘訣をお客様から教えてもら
岡本達彦(おかもと・たつひこ) 株式会社アカウント・プラニング代表取締役 販促コンサルタント 広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、難しいマーケティングや心理学を勉強しなくてもアンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。 売れるキャッチコピーの秘密 「広告をつくってはみたものの、まったく反応
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