「いよいよGoogleのグローバリゼーションはフェーズ1からフェーズ2へ移行する」――1月1日付けで米Googleの日本法人・グーグル社長に就任した辻野晃一郎氏が1月26日、就任後初めて会見し、今後の抱負を語った。 昨年創業10年を迎えた米Googleは、世界の売り上げのうち半分を米国以外が占めているという。辻野社長は、Googleのこれまでのグローバル化を「フェーズ1」とし、「一貫したイメージのGoogleが速い勢いで世界に広まった。現地法人は出しゃばるよりも“透明な存在”として、あくまで米国のGoogleを意識してきた」と説明する。 フェーズ2では「地域の違いを意識したオペレーションに切り替え、それぞれの地域の強みをジグソーパズルのように組み合わせて、次のグローバリゼーションを確立する」という。国内企業としてのグーグルの存在感はそう大きくないのが現状だが、今後は「日本のGoogleとし
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