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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (8)

  • いまさら人に聞けないGPLの基礎

    Linuxコンソーシアムは4月27日、都内で28回目となるセミナーを開催した。Linuxのライセンスをメインテーマに据えた今回のセミナーでは、「GPLと知的財産権」と題し、弁護士で国立情報学研究所客員教授の岡村久道氏がGPLについて解説した。 GPLはなぜ生まれた? 同氏はGPLが登場した背景から説明した。コンピュータの登場当時は、利用できるリソースが限られていたこともあり、プログラマー間でソースコードを融通して自由に利用し合うことは当然のことと考えられていた。これが1970年代に入りソフトウェア開発が有力な産業として台頭し始めると、米国社会が急速にソフトウェア保護へと向かうことになった。この結果、米国著作権法に1980年改正でプログラムの定義規定が設けられ、同法でソフトウェアプログラムに排他的独占権を付与することが明文化された。 こうした著作権法によるプログラム保護に対して異議を唱えたの

    いまさら人に聞けないGPLの基礎
  • 人工知能の13歳の少年、チューリングテストに“合格”

    英レディング大学は6月8日(現地時間)、アラン・チューリング博士没後60周年に当たる7日に同校が英王立学会で開催した「Turing Test 2014」において、チューリングテストの初の合格者が出たと発表した。 合格したのはウクライナ在住の13歳の少年、ユージーン・グーツマンくんという設定のプログラム。ユージーンくんは2001年にロシア人のウラジミール・ヴェセロフ氏(米国在住)、ウクライナ人のユージーン・デムチェンコ氏(ロシア在住)らが構築した。これまでも多数のチューリングテストイベントに参加して改良を重ねられてきた。 チューリングテストは、「コンピュータの父」と呼ばれる20世紀の英数学者、アラン・チューリング博士が提案した、人工知能を知的と呼べるかどうかを判断するためのテスト。人間が人工知能と対話して、相手が人工知能か人間か判断できなければ、その人工知能は思考しているといえるというもの。

    人工知能の13歳の少年、チューリングテストに“合格”
    stoikheia
    stoikheia 2014/06/09
  • /procディレクトリを活用する

    /procディレクトリには、Linuxシステムについてのあらゆる詳細な情報がある。/procを学ぶことで、Linuxのコマンドの仕組みを学んだり、さらにはシステム管理的なことを行ったりできる。 /procディレクトリは不思議な存在だ。当に存在しているわけではないが、ディレクトリ内を見て回ることができる。ディレクトリ内にある各ファイルの容量は0で、バイナリでもテキストでもないが、ファイル属性を確認したりファイルの中身を表示したりできる。この特殊な/procディレクトリには、カーネル、プロセス、設定用パラメータなどに関して、Linuxシステムについてのあらゆる詳細な情報がある。そのため/procディレクトリを学ぶことで、Linuxのコマンドの仕組みを学んだり、さらにはシステム管理的なことを幾らか行ったりすることなどができる。 Linuxではあらゆるものをファイルとして扱うようになっていて、例

    /procディレクトリを活用する
  • 「Ruby on Rails」に極めて深刻な脆弱性、直ちにアップデートを

    脆弱性は認証システムの迂回、任意のSQL挿入、任意のコード挿入と実行、Railsアプリケーションに対するサービス妨害(DoS)攻撃などに利用される恐れがある。 オープンソースのWebアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」のセキュリティアップデートが公開され、極めて深刻な脆弱性が修正された。全ユーザーに対し、直ちにアップデートまたは回避策を適用するよう呼びかけている。 Ruby on Railsや米セキュリティ機関US-CERTが1月8日に公開したセキュリティ情報によると、Ruby on Railsのパラメータ解析コードに複数の脆弱性が存在する。認証システムの迂回、任意のSQL挿入、任意のコード挿入と実行、Railsアプリケーションに対するサービス妨害(DoS)攻撃などに利用される恐れがある。 この脆弱性はRuby on Railsの全バージョンが影響を受け、危険度

    「Ruby on Rails」に極めて深刻な脆弱性、直ちにアップデートを
  • “真のHDR撮影”が可能――ドルビーが「JPEG-HDR」ベースの新画像技術を公開

    “真のHDR撮影”が可能――ドルビーが「JPEG-HDR」ベースの新画像技術を公開:Mobile World Congress 2012 ドルビーラボラトリーズが、スマートフォン/タブレット向けの新しい画像技術をMobile World Congress 2012で発表した。同社は「JPEG-HDRを基にしたドルビーの新画像技術」と説明しており、ブランド名などは設けていない(現在未定)。HDRの正式名は「ハイダイナミックレンジ」。明るさの異なる複数の写真を合成してダイナミックレンジ(明暗の範囲)を広げることで、白く飛んだり黒くつぶれたりせず、人間の視覚に近い写真を撮影できる。HDR撮影自体は多くのデジタルカメラやiPhone 4/4Sをはじめとするスマートフォンでも採用されているが、ドルビージャパン 事業開発部 マネージャーの勅使川原智氏は「現在のHDR撮影は真のHDRではない」との認識を

    “真のHDR撮影”が可能――ドルビーが「JPEG-HDR」ベースの新画像技術を公開
  • “ガラスマ”ではなく“グロスマ”を展開する――HTCのスマートフォン戦略

    HTCが6月24日、プレスイベントを開催し、チーフ プロダクト オフィサーの小寺康司氏がスマートフォン事業の取り組みを説明した。 小寺氏は「HTCのスマートフォンは現在、世界で0.8秒に1台が売れている。また、2010年の第1四半期に比べ、2011年の第1四半期の売れ行きは3倍に増加している」と説明し、スマートフォン事業が好調であることをアピールした。さらに、2011年第1四半期の北米におけるスマートフォンの市場シェアは、HTCがAppleを抜いて1位を獲得した。「米国ではトップ3のスマートフォンメーカーになることを目標にしていた。(1位獲得は)我々の会社の歴史の中でも大きな1ページ」と同氏は感慨深げに話した。 HTCは、WiMAXLTEなどの高速通信への対応も積極的に進めている。米Verizon向けにLTE対応のスマートフォン「HTC ThunderBolt 4G」を供給したのは記憶に

    “ガラスマ”ではなく“グロスマ”を展開する――HTCのスマートフォン戦略
  • 最強最速アルゴリズマー養成講座:アルゴリズマーの登竜門、「動的計画法・メモ化再帰」はこんなに簡単だった (1/5) - ITmedia エンタープライズ

    動的計画法とメモ化再帰 今回は、非常によく用いられるアルゴリズムである、「動的計画法」「メモ化再帰」について説明します。この2つはセットで覚えて、両方使えるようにしておくと便利です。 なお、メモ化再帰に関しては、第5・6回の連載の知識を踏まえた上で読んでいただけると、理解が深まります。まだお読みになっていない方は、この機会にぜひご覧ください。 中学受験などを経験された方であれば、こういった問題を一度は解いたことがあるのではないでしょうか。小学校の知識までで解こうとすれば、少し時間は掛かるかもしれませんが、それでもこれが解けないという方は少ないだろうと思います。 この問題をプログラムで解こうとすると、さまざまな解法が存在します。解き方によって計算時間や有効範囲が大きく変化しますので、それぞれのパターンについて考えます。 以下の説明では、縦h、横wとして表記し、プログラムの実行時間に関しては、

    最強最速アルゴリズマー養成講座:アルゴリズマーの登竜門、「動的計画法・メモ化再帰」はこんなに簡単だった (1/5) - ITmedia エンタープライズ
  • そのアルゴリズム、貪欲につき――貪欲法のススメ

    そのアルゴリズム、貪欲につき――貪欲法のススメ:最強最速アルゴリズマー養成講座(1/3 ページ) アルゴリズムの世界において、欲張りであることはときに有利に働くことがあります。今回は、貪欲法と呼ばれるアルゴリズムを紹介しながら、ハードな問題に挑戦してみましょう。このアルゴリズムが使えるかどうかの見極めができるようになれば、あなたの論理的思考力はかなりのレベルなのです。 動的計画法は当に万能なのか? 連載ではこれまで、かなりの文量を割いて動的計画法について説明してきました。動的計画法はさまざまな問題で有効な解決手段ですが、動的計画法が使えるからといって、常に動的計画法を利用することが正しい選択である、というわけではありません。この理由は簡単で、動的計画法は計算量を大幅に削減できますが、その質は、不要である要素を切り捨てることで問題全体を見渡すというアルゴリズムであるためです。 ここで問

    そのアルゴリズム、貪欲につき――貪欲法のススメ
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