4月上旬、中国の生命保険会社に勤める女性が忌引き休暇を申請したところ、会社から高額な罰金を請求されるという出来事があった。ネットでは会社の措置に「非人間的」「法律違反では」などと批判が殺到。この騒動の顛末を河北省の夕刊紙「燕趙晩報」が伝えている。 徐さん(女性)は、今年2月初めから泰康生命保険会社に勤めることになった。主な仕事は、保険商品の電話営業。月の給料は600元(約8600円)プラス業績給という契約だった。 トラブルが起きたのは4月6日月曜日のこと。前日の日曜日に、祖父の危篤の報せを受けて急遽帰郷することになった徐さんは、帰郷後、すでに祖父が亡くなってしまったことを知らされる。そのため、葬式を執り行う必要があり、会社の部門長に「1日休みます」と連絡。ところが翌日の月曜日、彼女は葬式後にも墓参りなどの様々な行事をしなければならないことを知らされ、さらにもう1日休みを延長してもらえるよう