ウクライナ南部クリミア半島を訪問した鳩山由紀夫元首相のロシア寄りの言動が世界に拡散された。ロシアによるクリミア併合を認めない立場の日本政府にとって、併合を是認するかのような首相経験者の言動は国際社会から誤解を招きかねない。政府は菅義偉(すが・よしひで)官房長官らが鳩山氏に対する批判を日増しに強めているが、「宇宙人」による珍説では済まされず、対応に苦慮している。 鳩山氏は9日にロシアのモスクワを訪問した。クリミアからの報道によると、現地で記者団に「日本には正確な事実が伝わっていない。住民がどういう気持ちでいるかこの目で見たい」と述べ、クリミア半島で直接住民の意思を確認し、編入の是非について判断する考えを示した。 10日にクリミアに入ると、言動をエスカレートさせる。 11日の記者会見では、昨年3月に実施された編入の是非を問う住民投票について「ウクライナ憲法の規定に従い、平和的かつ民主的プロセス
![【日本の議論】また変なことを言っている「鳩山由紀夫」 クリミア“併合容認妄言”が日本の国益をどれだけ損ねるか(1/6ページ) - 産経ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/86c0aa0053383096c15d2d152574f34b17a287f4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fimages%2Fnews%2F150315%2Fprm1503150017-p5.jpg)