自動運転車やロボット、AI産業の発展によって失業した人間に何が起きるのか、といった問題に解答する事業者は少ない。自動運転車の技術開発に積極的な米Tesla Motorsのイーロン・マスクCEOはCNBCとのインタビューで、この問題について部分的に回答した(CNBC、Mashable、Slashdot)。 マスク氏はファーストフード、銀行、カスタマー・サービスと配達のオートメーション化によって、中間および低所得の米国市民の収入を奪うことは完全に理解していると述べ、政府は教育費の高騰や自由な医療に政府が何らかの対策をするべきだとしている。その上で彼はロボットで追い出された人間の労働者を保護するソリューションの一つとして、ベーシックインカムが有用であるとの考えているようだ。 人間は余暇が増えればより複雑なことや、もっと面白いことをすることになるだろうとしている。