(CNN) 米ニュージャージー州居住の男性が1年以上前に購入していた宝くじを古着のシャツのポケットに放置し続け、当選が失効する直前に賞金2410万ドル(約27億円)射止めていたことを初めて知る珍事がこのほどあった。 クジの抽選日は昨年の5月25日で、衣装棚にかけておいたシャツのポケットの中で見付けたのが今年の5月23日。失効する日は5月25日だった。 この男性は元警備員のジミー・スミスさん(68)で、確認せずポケットに詰め込んだままだった多くのくじの中から当選したものを発見していた。当たり券とはとても信じられず、自宅の窓から頭を突き出して深呼吸し、「これは現実だ」と自分に言い聞かせたという。 ニューヨーク州のくじ実行組織は、当選券はニューヨーク市のワイン販売店で売られていたことを確認していたが、購入者はわかっていなかった。当選くじを届け出る有効期間は1年。失効日が近付いていることから今年初