2日午後8時ごろ、東京都千代田区の皇居周辺で小型無人機ドローンのような物体が飛んでいるのを警視庁機動隊員が発見した。都内の他の地点でもドローンのような赤や白に明滅する飛行物体が飛んでいたとの情報もあるが、飛行機やヘリコプターの可能性もあり、同庁が確認を急いでいる。 同庁麹町署によると2日午後8~9時ごろ、皇居南側の桜田門付近から西側の半蔵門付近の方向に飛行物体が飛んでいるのを警察官が見つけた。同庁が2日深夜までに確認したところ、皇居周辺などでドローンが落下したなどの情報は確認されていない。 現行のドローン規制法では皇居の他、首相官邸や国会議事堂、外国公館、原発などの重要施設と、それらの外側約300メートルの「周辺地域」の上空を原則飛行禁止としている。【岩崎邦宏、金森崇之】