北海道の紋別港で8日、金属製のリングのようなものに胴体がはまったイルカが見つかりました。海を漂うごみが原因とみられています。 乗組員が動画を撮影し、日本鯨類研究所に確認したところ、写っていたのは「カマイルカ」で、胴体が金属製のリングのようなものにはまっていて、やせて体力が弱った状態だということです。 また、胴体にはまったリングのようなものについては、海を漂うごみとみられると回答があったということです。 イルカは港を出てから目撃されておらず、紋別海上保安部は「イルカが無事であることを祈るばかりです。海の生き物を守るためにも海にごみを捨てないでほしい」と話しています。