同局は今月12日、鷲ケ峰営業所(宮前区)所属の市バス男性運転手(48)が2022年9~10月、乗客の運賃支払時に半額に設定するボタンを操作し、出てきた釣り銭を着服する行為を繰り返していたとして、同日付で懲戒免職にしたと発表した。 市バス車内の料金箱では紙幣は1000円札しか受け付けられない。このため、以前は同局が運転手に1000円札10枚を貸与し、1000円札以外の紙幣しか持ち合わせない客がいた場合、運転手が両替していた。私的流用を疑われた運転手が同局の聞き取りに対し、「乗務員用釣り銭の不足分に充てていた」と説明したことから、同局は着服の弁解理由とさせないよう昨年8月末で運転手に両替用のお金を持たせることを取りやめた。
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