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ブックマーク / blog.father.gedow.net (11)

  • MySQL5.7 / RDS / Aurora / Cloud SQL の性能比較 | 外道父の匠

    CloudSQLの価格は実戦的という意味で、per Dayの価格を24hourで割った価格にしています。 メモリは2GBあれば検証としては十分なので格差は関係ありません。 IOPSはEBSならGeneral Purposeの1000GB*3で最大確保しています。 その他、ネットワーク周りなどポイントがあれば都度、補足していきます。 ベンチマークのデータ 今回、採取した全データはこちらになります。一部、目的に対して不要と判断したら省略しています。まぁ、こんなオレオレメモデータを見ても楽しくないでしょうから、1つ1つ考察していきましょう。 手法について 私がよくやる計測方法なのですが、innodb_buffer_pool_size がデータ容量より大きい健全な状態と、最小の16MBで過負荷ストレージを演出し、それぞれで参照/更新を別々にランダムアクセスをすることで、最初のボトルネックを炙り出し

    MySQL5.7 / RDS / Aurora / Cloud SQL の性能比較 | 外道父の匠
  • 新卒インフラエンジニアを育成した話 | 外道父の匠

    お久しぶりでございます。諸事情によって半年近くも息を潜めていましたが、また継続的なアウトプットをしていきたいと思います。あうとぷっとあうとぷっと。 昨年からAWSに触り始めて、少しずつ研究して、今年から番運用を開始できています。なので、そっち方面が多くなりそうなのですが、その一発目として昨年にAWSを軸に新卒インフラエンジニアを育成してみた話を書いてみます。 経緯 ウチでは一般的な新卒採用を行っています。内定が出て、入社後はエンジニアも一定期間の研修を受けて、そして配属されることになっています。 私は稀に、キャリアプランによっては内定した段階の子との面談を組まされるのですが、その時点でインフラエンジニアになるという断固たる決意を持っていて、研修の段階に入っても意志は変わらなかった野郎がいたのでインフラ部隊に入れることにしました。しましたといっても普通は、配属は人の希望以外に人事部判断や

    新卒インフラエンジニアを育成した話 | 外道父の匠
  • サービス品質の改善効率を高める仕組み | 外道父の匠

    最近うぇぶ業界では、開発効率や構築効率を求める動きが活発のように見受けられますが、ここで改善効率について手を伸ばしてみましょう。 改善効率とは、開発後期やサービス開始後の運用フェーズにおいて、クソコードやクソクエリ、データの蓄積によるレスポンスの悪化などを、自動的に検知し、開発者にオラオラ改修をプッシュするための仕組みのことでございます。 はじめに ここで紹介する内容はドリコムで実際に運用しているものですが、別にドヤ顔するようなものではなく、中規模以上の企業ならば似たようなことやそれ以上のことをやっているであろう、至極当然な内容です。それでも、それなりに種類が増えてきたことと、それなりの効果を得られていることが実感できているため、いったんまとめてみようと思った次第です。 ウチのサービスのサーバーサイドは Ruby on Rails + MySQL が基なので、その対策手法になります。WE

    サービス品質の改善効率を高める仕組み | 外道父の匠
  • 2014年からはじめるAWSリンク集 | 外道父の匠

    ガチのAWSド素人が年末に調べまくった、AWS関連のリンク集です。 まだまだ調査中なので随時追加する予定ですが、広深くてキリがないのと、年始一発目の目覚ましエントリということでいってしまいます! はじめた目的 多数のスタートアップにおいて、インフラ専門のエンジニアが付かなくても、小~中規模程度まではそのチームでインフラ面を完結できるようにしたい。 …ということで、今の時代に合わせて簡単・安価・拡張性・耐障害性…を満たす環境を考えるべく、ひたすら知識をかき集めることにしました。考えた構成などについては別途書きたいと思います。 また、遡って調べるほどに出来と進化速度に感心するとともに、情報消費期限がせいぜい2年だと感じ、ほぼ2年以内の情報をもってこのような臭ぇタイトルにしています。 目次 ドキュメント アーキテクチャ クラウド全般比較 クラウド性能比較 費用/スペック ネットワーク 基インス

    2014年からはじめるAWSリンク集 | 外道父の匠
  • MySQL + ioDrive + XFSにおけるbinlogローテート問題 | 外道父の匠

    前回の問題とはまた別件で、今度はbinlogのローテート切り替わりタイミングに更新クエリが停滞する、という問題を調べることになりました。 調査の過程で何を誤ったか、Twitterという魔法陣から最強クラスの重鎮魔神を召喚してしまい、恐れ多くも原因の特定と対応方針の決定ができてヘコヘコな感じでございます。 binlogローテート時の障害 数十分に1回、更新クエリが停滞してアプリケーションにエラーログが残るということから、他のエンジニアが、どうもbinlogの切り替わり時にそれが起きているっぽいことを特定してくれました。発生時は1~3秒は更新機能が停止するので、結構なレベルの障害ということでした。 binlogは1GBでローテートするように設定していたのですが、dstat -d でwrite容量を見ていると、確かに切り替わり時に800~900MBの書き込みを確認できました。 このことから、bi

    MySQL + ioDrive + XFSにおけるbinlogローテート問題 | 外道父の匠
  • エンジニアの評価基準とキャリアパスのお話 | 外道父の匠

    春になって暖かくなると、ついつい意識が高ぶってしまいますね。 今回はあくまで個人的な、エンジニアの評価基準とキャリアパスについての私見を、どちらかというと新人の方向けに垂れ流してみたいと思います。 はじめに 新人の方々は今頃は、研修に追われていたり、それが終わっても配属先で揉みくちゃにされる日々が待っているでしょう。中には既に後ろ向きな思考になっている人もいるかもしれませんが、そういう人には今回どうでもよい話で、前向きな人がそのエネルギーをエンジニアとしての成長に無駄なくつぎ込むために、若いうちにあまり考えないけど、考えておいた方がよい話をします。 ITエンジニアとして始動すると、目の前に与えられた仕事だけでも楽しいのに(その過程で苦しむのは別として)、さらにその先にIT知識が広く深く待ち受けていて、こんなことをやりたいんだ、全部マスターしてやるんだと意気込むかもしれません。そして、目の前

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  • Percona XtraBackupの基本的な使い方 | 外道父の匠

    PerconaといえばXtraBackup!! といっても過言ではないこの機能。 バックアップ手法はいくつかあれど、少なくともmysqldumpを使うくらいならXtraBackupを使っとけばいいと思います。手始めに、簡単な使い方から紹介していきます。 はじめに インストールについては前にまとめてあり、単にパッケージインストールするだけになっています。 バージョンは必ず最新を使ってください。だいぶ安定してきたとはいえ、バグフィックスは常にされており、特に v2.0.0 では8GBを超えるデータの際にエラーが起こるため、修正されています(参照:Announcing Percona XtraBackup 2.0.1)。 XtraBackupはmysqldumpと比べると、バックアップ作成速度が遅くなったり、データ容量が大きくなったりする場合がありますが、その代わりに以下のようなメリットがありま

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  • ulimitが効かない不安を無くす設定 | 外道父の匠

    limits.conf に書いても ulimit に効いていない、というのはよくある話です。 ulimit が少なくて困ったことはあっても、多くし過ぎて困ったことはほとんどないでしょうから、ドーンと全条件下でulimit設定を効かせる方法を紹介します。 ulimitが効かない問題 だいたいこんな内容だと思います。 SSHログインだと効かない su すると効かない OS起動時に自動起動したデーモンに効かない 普通はデーモンに効けばよいので、当に困ったら起動スクリプトに直接書いたりしますが、方法としてはイマイチなのでちょっと工夫をします。 その前に・・・ PAMについて PAMというユーザー認証システムについてはググっていただくとして、よく出てくる /etc/security/limits.conf という設定ファイルは、PAMを通る条件下でしか有効になりません。 ではPAMを通るとはどうい

    ulimitが効かない不安を無くす設定 | 外道父の匠
  • 原因調査用Linuxコマンド | 外道父の匠

    サーバの動作に異常が発生した際に原因を探るためのLinuxコマンドで、自分用のメモです。 全てmanとかググったら出てくるので説明は適当です。思いついたら後で追記していくかもです。 対象はDebian Squeezeになります。 全てパッケージインストールできるもので、パッケージ名は [in packagename] としてあります。 各所よりコメントありがとうございます。 良さ気なコマンドは追記していきます。 <追加したコマンド> * telnet (+コメント wget, netcat) * arp (+コメント arpwatch) * pstree * fdisk コメントに gdisk * host, dig * watch * reboot

    原因調査用Linuxコマンド | 外道父の匠
  • Fusion-io ioDriveの検討資料~運用設定編~ | 外道父の匠

    サーバ筐体 コネクタは PCI Express x16 ですが、必ずサーバベンダー経由の購入のため、どの筐体で利用するかはベンダーと相談することになります。 寿命検知 SNMP SNMP/SMI-S を利用して、予備領域の残量やこれまでの読み書き量の監視ができます。 ioManager GUIツールでの状態確認もできます。 デバイス・ファイルフォーマットの流れ デバイスの認識 iomemory-vsl パッケージを入れるとDuoなら /dev/fct0, /dev/fct1 として認識されます ioDriveの論理フォーマット ブロックサイズ4Kbyteとしています。-s オプションで実効容量をいじれますが、普通は不要です。

    Fusion-io ioDriveの検討資料~運用設定編~ | 外道父の匠
  • Fusion-IO ioDriveの障害例と調査方法 | 外道父の匠

    インフラエンジニアに永遠につきまとう、月曜出社直後の障害報告と調査依頼。 今回はioDrive搭載サーバのMySQLが急に落ちましたということで、調査してみました。 これまで、ioDriveは不滅です。的なことばかり書いていましたが、まぁいつかは何か起きますよね・・・ってことで、ホクホクしながらioDriveのネガキャン、ではなく、こんな障害例がありましたよ、こんな感じで調べましたよという紹介をします。 月曜朝のスタート地点 依頼主からもらった情報。 あるioDrive搭載サーバのMySQLが急に落ちました 障害時間は 2012/09/29 03:30 です ioDriveのマウント先 /fio が利用できない状態です もうこのサーバは使っていないので好きに調査してください 今回は無償で受けてあげました。 それでは調査開始! ドライバなどのバージョン確認 2.2.3 を利用していることを確

    Fusion-IO ioDriveの障害例と調査方法 | 外道父の匠
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