売り場を6割広げる予定の大丸梅田店(大阪市北区)が22日、今月から来春まで順次開業する新店舗の概要を発表した。若い家族層を狙い、人気キャラクター「ポケモン」やミニカー「トミカ」の大型店を上層階に入れる。食料品売り場も5割広げ、通勤・通学客の毎日の来店も促す。 南側を建て増すとともに、既存部分も営業しながら改装してきた。入居するサウスゲートビルディング(現アクティ大阪)の開業は来年3月だが、梅田店(地下2階、地上15階)全体のオープンは4月以降になる見通しという。 13階には、百貨店初出店となる子どもに人気のテナントを配置。同じキタの「梅田センタービル」から移転するポケモンの大型店は昨年度約70万人が来店した実績を持つ。若い女性向けの衣料・雑貨売り場「うふふガールズ」も入れ、競合する東側のファッションビル「HEP FIVE」などで買い物をする若い世代を集める。 近接する阪急、阪神両百貨店に比