【児童ポルノ事件を一斉摘発 29都道府県で22人逮捕 】 全国の29都道府県警は17、18日の両日、ファイル共有ソフトを使ったインターネット上の児童ポルノ事件を一斉に摘発、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑などで69カ所を家宅捜索し、23〜50歳の男22人を逮捕した。 警察庁によると、児童ポルノ事件の全国一斉摘発は昨年9月に続き2回目。児童ポルノをめぐっては、接続業者がサイトへのアクセスを遮断して閲覧できないようにする「ブロッキング」の導入が進められているが、ファイル共有ソフトが抜け道になる可能性があり、同庁は今後も摘発を強化する方針。 22人の逮捕容疑は、共有ソフトを使ってネット上に児童ポルノを流すなどした疑い。使われた共有ソフトは「カボス」「イーミュール」「シェア」など。兵庫県警は「MP3 Rocket」を使った事件を全国で初めて摘発した。