前回はiPod Shuffleの発表に始まり、ポータブルプレーヤーの多様化までを上半期の出来事としてふり返ってみた。ここからは下半期の出来事をふり返ってみたい。 7月――ポッドキャストの普及、iTMS開始の足音が聞こえる 7月4日にリリースされたiTunes 4.9がポットキャスティングをサポート。「音声版ブログ」として北米エリアを中心に人気が高まっていたが、iTunesでサポートされたことから日本でも一気にメジャーな存在になった。ストリーミング型のネットラジオとは異なり、好きな時間に好きなデバイス(iPod以外でも)で聴くことが可能になったほか、iTunesというメジャーなソフトがサポートしたことで、ニフティや吉本興業、FM東京などメジャー企業も配信を開始した。 米Apple Computerが、iTunes Music Storeの国内運営を行う100%出資子会社「アイチューンズ株式会
早いもので今年もあと10日足らず。iTMSの開始をはじめとした音楽配信サービスの本格化やデジタルオーディオプレーヤーの本格普及など、音楽とITの関係がますます深まった1年といえるだろう。どんな出来事があったのか、時系列で2005年を振り返ってみよう。 1月――低価格プレーヤーの先駆け「iPod Shuffle」が登場 アップルコンピュータ初のフラッシュメモリプレーヤーであるiPod Shuffleは、1月に米サンフランシスコで行われたMacWorldで発表された。MacWorld開催前から“フラッシュメモリタイプのiPodが発表されるのでは?”と予想されてはいたものの、「99ドルから」という低価格を実現したことには多くの人が驚かされた。(99ドルからのiPod、「iPod shuffle」発表) iPod Shuffleの国内価格は1万980円から。それまでフラッシュメモリプレーヤーの価格
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