タグ

ブックマーク / keya1984.hatenadiary.org (4)

  • 差蔑ではない差別(その2) - Backlash to 1984

    「差別」の語には「ある人がある人たちに偏見をもって蔑むこと」と「あるひとたちが世の中の仕組みの中で不公平な立場におかれていること」の二通りの用法があること、その二種類の用法から生じる齟齬について差蔑ではない差別 - Backlash to 1984で先述した。これについてブクマに寄せられたコメントをもとに、引き続き述べたい。 以下のやりとりをデフォルトとします。 A「それこそ差別だ!」 B「差別していない!」 A「差別する人ほど差別していないと強弁する!」 B「そういう決め付けこそ差別じゃないか!」 …お互い何を言い争っているか、ここでホンヤクコンニャクを出します。 (1)双方が、「差別」に該当者個人の蔑視や偏見を見て取る場合 A「それこそ人を見下した言い方だ!偏見だ!」 B「わたしはあなたを見下してないし偏見なんか持ってない!」 A「偏見で蔑んでいる人ほどそれを隠して言い張る!」 B「そ

    差蔑ではない差別(その2) - Backlash to 1984
  • わかってくれべいべぇ…じゃねーだろという話 - Backlash to 1984

    久しぶりに凹んだけど、割と早く立ち直った。立ち直りのきっかけの言葉も、ありがたかった。自分の言葉で凹んで、他人の言葉で立ち直る。ありがたいことだと素直に思える。おっちゃんになって良かったと思うことの一つは、こういうことだ。年をうのも悪くないね。というわけで、障碍関連の話を続けてみる。 http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20070227/p3 海外のことは知らないが、日でアスペルガー症候群が一般にも知られるようになったのはここ数年のことだ。今成人で診断されてる人の中には成人してから診断された人が多いと思う。アスペルガー成人の人が書いたものを読むと、子どもの頃から違和感を覚えていたけどそれがなぜなのかどこが悪いのかさっぱりわからず、わからないまま周囲にあわせようとして混乱したということがよく書かれている。この男性も、成人してから診断を受けて、それまで我慢してい

    わかってくれべいべぇ…じゃねーだろという話 - Backlash to 1984
  • ジェンダーフリーはなぜ叩かれたのか - Backlash to 1984

    このようなことを考えている人がいる(私にも話させて)。 「ジェンダーフリー・バッシング」(以下、「」は省く。どう呼んだらいいのでしょうか)の力が強くなっている原因について最近考えている。ジェンダーフリー・バッシングを表立ってやっている連中よりも、来声を上げるべき人々の沈黙・黙認について考えたい。 しかしジェンフリ派はこのようなことを言うのだから(私にも話させて)、叩かれて当然であろう。 『美しい国へ』を読みながら、子供のいない安倍が、子供を持つことの大切さを語るくだりで笑ってしまったが、「ヒトラーのように金髪で、ゲーリングのようにすらっとやせていて、ゲッベルスのように筋骨たくましい」人種的に純粋な子供を育てようというドイツ人の冗談(クーンズの紹介による)のように、イデオロギーの必要性は政治家個人の現実を乗り越える。安倍などある意味では「家族」イデオロギーの被害者だと思うのだが。 子供を持

    ジェンダーフリーはなぜ叩かれたのか - Backlash to 1984
  • トインビーとハンチントン - Backlash to 1984

    http://www.kyoiku-saisei.jp/townm/townm_houkoku.html ↑この中の櫻井よしこ氏の講演内容について、kmizusawaさんという人がこのように書いている(http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20061222/p2)。この意見について、私の感じたことを述べてみたい。この人のブログは私は割りと好んで読んでいるのだが、ご人が言うように「左巻き」な意見がしばしば出てくる。しかし私は、この人はごく普通に保守的な人だと思える。ことに「左巻き」な意見の箇所は、どちらかといえば(使い古されたサヨクのジャーゴンの中で思考停止しているという意味で)守旧的ですらある。私が好んで読んでいるのは、そのような政治的なウヨサヨしている部分ではなく、もっとこの人ならではの斬新で独特な意見の箇所であるので、あまり「左巻き」な箇所については言及する

    トインビーとハンチントン - Backlash to 1984
  • 1