2012年4月16日のブックマーク (3件)

  • 改めて「ゆとり教育」を問う

    文科省の新しい「脱ゆとり」の教科書を見る機会がありました。例えば今回新版になった中3数学の教科書などでは、全体が妙に分厚くなっています。中身について言えば90年代の来の中3の内容までは戻っていません。ですが、因数分解のテクニックなどは塾の教科書並みに詳しく、正に思考より訓練を強化すれば「財界も親も文句はないだろう」的な主体性のなさすら感じます。 ちょうどそんな折、『ミスターゆとり教育の反論』というタイトルで、元文科省の寺脇研氏のインタビューが朝日新聞(デジタル版)に出ていました。いい機会ですから、ここで「ゆとり教育」の総括をしておこうと思います。 インタビューの中で寺脇氏は、「ゆとり教育に、私は信念をもっている。その理念の中心は、知識を詰め込む従来の教育を転換し、自ら問題発見をして解決策を探し出し、自ら主題を設定して学べる人間を育てること」だと述べています。 また、2008年の同様のイン

    su_rusumi
    su_rusumi 2012/04/16
    付加価値を創造する能力を伸ばすには、今の教師陣のまま、教科書を変えるだけでいいと考えたところが失敗。「出る杭はみんなで笑って叩く」文化を変えるところから手を付けるべき。順調でも1世代はかかるよ。
  • Facebookって要するに何なのという件について - よそ行きの妄想

    先週、SNS世界最大手のFacebookが写真共有サイトのInstagramを買収との報があると、世の中にはだいぶ衝撃が走っていたようだった。 かくいう私はこのInstagramという会社のサービスを、何となく聞いたことはあったものの使ったことはなく、あまり詳しくは知らなかったので、当初はへえという感想しかなかったのだけれど、後になって詳細を見てみると、なるほど衝撃の内容だったわけである。 というのは、このInstagramという会社、実は創業から僅か2年しか経過しておらず、従業員は13名、売上高はゼロ円なのだそうだが、その会社がなんと10億ドルで買収されたというのである。10億円ではない。いや、10億円でもすごいのだが。さらにすごい、10億ドル。日円にすると実に800億円くらいである。 売上ゼロの会社で良ければ私がいくらでもつくりますよという感じだが、同社の運営するサービスには5000

    Facebookって要するに何なのという件について - よそ行きの妄想
    su_rusumi
    su_rusumi 2012/04/16
    ナンシー関が死んで10年か。彼女だったらFacebookに何を書くだろう。3.11を見て何を言うだろう? 彼女の毒ツイートを見てみたいものだった。死んじゃダメだよな。
  • 今大阪で何が起こっているのか、『都市が壊れるとき』の訳者が語る

    大阪における都市問題とは何か、橋下徹市長を支持しているのは誰なのか。ドンズロ『都市が壊れるとき』の訳者、宇城輝人さんの分析。 id:yeuxqui さんはカステル『社会問題の変容』の訳者である大阪府立大学前川真行さんです。福祉国家「以後」の現在の危機の根源を明らかにするカステル『社会問題の変容』の内容については、カステル『社会問題の変容』をめぐる噂 http://togetter.com/li/275140 などを参照。 なお、投票行動についての格的な研究については、大阪大学グローバルCOEプロジェクトの助成を受けたものが、4月中に発表されますので、 続きを読む

    今大阪で何が起こっているのか、『都市が壊れるとき』の訳者が語る
    su_rusumi
    su_rusumi 2012/04/16
    橋下支持層にとっては、破壊自体はむしろ、歓迎されてる要素なので、説得力を持たないのではないかと思う。橋下の生贄政治の問題点は、もっと別な細部にある。