今年1月、銀座の一角にオープンした『羽田市場 銀座直売所』。全国各地の漁場で朝にとれた超新鮮な魚介を当日(!!)に販売する驚きの直売所として、大きな注目を集めている。 「鮮度が全然違うんですよ。職場が近くなので、ほぼ毎日ここでお魚を買って家に帰ります。子どもも肉よりも魚が好きになったみたいで、今やわが家の食卓に魚料理は欠かせない」 そう笑いながら話すのは、新橋周辺のオフィスに勤める30代のママさん。 なんとこの直売所、その日の朝にとれた全国の新鮮な魚、例えば北陸産の甘エビ、長崎県産のケンサキイカ、北海道産の生ガキといった“朝どれ”の魚介を購入できるとあって、今や銀座の隠れスポットとして知る人ぞ知る存在なのだ。 それにしてもなぜ、そんなことが可能なのか? 実は羽田市場は、その名が示すように羽田空港の貨物ターミナルの一角に鮮魚の仕分け・加工センターがある市場。朝とれたばかりの全国の新鮮な魚を空