2021年7月1日のブックマーク (2件)

  • 東北大、ナトリウムイオン電池の負極材料用アモルファスハードカーボンを開発

    東北大学は、リチウムイオン電池の代替電池の1つとして研究開発が進むナトリウムイオン電池において、その負極材料として考えられているグラファイトのアモルファス同素体であるハードカーボンの作製で、課題となっていた無秩序構造を制御する方法として「低温脱合金法」を用いることで局所構造を精密に制御することに成功し、「アモルファスカーボン」を開発することに成功したと発表した。 また、このアモルファスカーボンを導入したモデルシステムによる調査から、ハードカーボン内のナトリウムイオンについて新たな貯蔵メカニズムを明らかにしたことも合わせて発表された。 同成果は、東北大 学際科学フロンティア研究所の韓久慧助教、東北大 材料科学高等研究所の陳明偉教授、同・工藤朗助教らの研究チームによるもの。詳細は、ナノサイエンスとナノテクノロジーを扱った米国科学誌「Nano Letters」にオンライン掲載された。 リチウムイ

    東北大、ナトリウムイオン電池の負極材料用アモルファスハードカーボンを開発
    su_rusumi
    su_rusumi 2021/07/01
  • 京大など、直径の100倍の長さのナノワイヤを直立させることに成功

    京都大学(京大)と量子科学技術研究開発機構(QST)は6月29日、放射線がん治療などに有効な粒子線を用いて、ごくありふれた有機分子を自在にナノ空間内で凝固させ、数nm径の均一かつ直径の100倍の長さのナノワイヤーを形成して直立させることに成功したと発表した。 同成果は、京大大学院 工学研究科 分子工学専攻の神谷昂志大学院生、同・坂口周悟大学院生、同・信岡正樹大学院生、同・河田実里大学生、同・櫻井庸明講師(研究当時、現・京都工芸繊維大学講師)、同・関修平教授、量研の出崎亮主幹研究員、同・越川博主任技術員、同・杉雅樹上席研究員、インド大学間加速器研究センターのG・B・V・S・Lakshmi博士、同・D・K・Avasthi教授らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 現在、先端半導体の加工技術は数nmレベルに到達し

    京大など、直径の100倍の長さのナノワイヤを直立させることに成功
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    su_rusumi 2021/07/01