学会全国大会で、人工知能を研究している大学院生が会員制サイト内で公開されているBL小説を題材とした研究発表を行い、ネット空間に「炎上」が発生しました。 本記事では、「学会の全国大会とは、どういう位置づけにあるものなのか」を整理します。 「炎上」問題そのものについては、学会・大学の対応も踏まえて、後日あらためて記事化したいと思っております。 「ぜひ読みたい」と思われる皆様は、生活保護関連で事件・問題があんまり頻発しないよう祈っていてくださいませ。 「炎上」のあらまし事件の概要は、Neverまとめなどにまとめられています。 問題点と、研究業界に断続的に存在して30年超の私から見て妥当ではないかと思われる見解は、こちらのはてな匿名ダイアリー記事に整理されていますが、異論もあります。 異論も含め、活発な議論がされるのは基本的に好ましいことだと思います。 いまどきの学会は、「同業者しか来ない・見ない