PCの世界で言うフォームファクターとは、基盤のサイズやソケットの形状などの物理的寸法などを定めたものです。現在のノートパソコンでは、拡張スロットとして「miniPCI Express(miniPCIe)」を備え、ストレージ用にminiPCIeと同一形状のmSATAと呼ばれるスロットが搭載されていることが一般的です。 ノートパソコンでは、現状miniPCIeやmSATAが主流ですが、今後は、「M.2」と呼ばれる形状(フォームファクター)に移行すると予想されています。今回は、今後普及が進むと予想されるM.2について説明したいと思います。 M.2は、当初、「NGFF(Next Generation Form Factor)」と呼ばれていたフォームファクターです。miniPCIeよりも小型でさまざまな基盤サイズが規定されています。多くのインターフェースをサポートしている点も特徴です。M.2では、P