2022.02.04 「マイページ」が使いやすく変わりました!(シリアル登録、コンテンツ検索がスムースに) 【識者の眼】「非感染性・慢性疾患の疫学者が語る『反ワクチン言説の科学性』のみかた」鈴木貞夫 かつて、研究者は論文で主張するとされていた。しかし、現在は即時性の高い査読のない論文、新聞・テレビ報道、一般雑誌やネット上の言説など、様々なレベルの主張が飛び交っており、妥当性の担保されないものもある。コロナ関連で言えば、当初から名誉教授の暴走が多い印象があり、専門外からの発言も目立っている。何を信頼したらよいのかという質問に、明確に答えるのは難しい。 最近よく見かけるのは、コロナワクチンに対する否定的な言説である。ワクチンは、健康人に使用するという特性上、エビデンスに欠ける悪評が立ちやすいことは、HPVワクチンで経験したことでもある。この反省もあってか、コロナワクチンでは比較的抑制のきいた報