イスラム過激派組織「イスラム国」への反発がヨーロッパ諸国に広がるなか、ドイツ西部でイスラム急進派の排斥を訴える極右グループのメンバーやフーリガンと呼ばれるサッカーファンらが警察と衝突し、40人以上がけがをしました。 ドイツ西部の町ケルンで26日、ドイツ国内に住むイスラム急進派の排斥を訴える「ネオナチ」などの極右グループのメンバーやサッカーのフーリガンらおよそ4500人が大規模なデモを行い、このうち一部の参加者が暴徒化し、警戒に当たっていた警察官に石や花火を投げつけたり、警察車両を横転させたりしました。 混乱はケルン中心部の鉄道駅にも広がり、警察が催涙スプレーや放水車を使って鎮圧しましたが、一連の衝突で警察官44人がけがをしたほか17人が拘束されました。ドイツのメディアによりますと、デモの主催者は当初、参加者を1500人と警察に届け出ていましたが、実際にはおよそ3倍の参加者が集まったというこ
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