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ブックマーク / number.bunshun.jp (241)

  • スーパーラグビー参戦決定。この道を進む覚悟とは。~世界最強国リーグの一員に~(大友信彦)

    1試合で4トライ以上の獲得、及び7点差以内の敗戦にはボーナスポイントを与える。今ではワールドカップ(W杯)から日のトップリーグまで採用されている勝ち点システムは、1996年に発足したスーパー12が源流だ。目指すのは、80分互いにトライを求めあう攻撃ラグビー。のちに14、15とチーム数を増やしながら、一貫してスーパーラグビー(SR)が掲げ続けた「世界最高のアタッキングラグビー」という看板には、発足時からのそんな工夫があった。 「'16年から、日チームがSRに参入することが正式に決定しました。日が世界の最強国リーグの一員になったことに、誇りと同時に大きな責任を感じています」 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 653文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberW

    スーパーラグビー参戦決定。この道を進む覚悟とは。~世界最強国リーグの一員に~(大友信彦)
    sugimo2
    sugimo2 2014/12/22
    "世界トップ10入りを果たした日本がさらに上を望むなら、他に道はないという覚悟の挑戦。日本協会の責任は重い"
  • 意外と知らない、ラグビーW杯開催の旨味。~富裕層のファンが日本中を観光!?~(大友信彦)

    「一晩で1カ月分のビールが売り切れたよ」 '03年、アデレードで聞いた話である。ワインが有名な南オーストラリアの州都は、それまでラグビー不毛の地だったが、'03年W杯では2試合を開催。その一つ、アルゼンチンvs.アイルランド戦の夜、町のすべての酒樽が空になった。 実はこれは特別な出来事ではない。ラグビーW杯では、緑を着こんだアイリッシュ軍団を筆頭に、白いイングランド党、赤いウェールズ党、黒いNZ党など強豪国のサポーターが大会期間中ずっと開催国に滞在し、観光し、飲み続ける。W杯6大会をフル取材した経験で言わせていただけば、'19年の日でも、彼らは間違いなく同じ行動を取る。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 629文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb

    意外と知らない、ラグビーW杯開催の旨味。~富裕層のファンが日本中を観光!?~(大友信彦)
    sugimo2
    sugimo2 2014/11/26
    "最大の特徴は、大会中に試合のない日が多いことだ。今年のサッカーW杯では32日間のうち7日。来年のラグビーW杯イングランド大会では44日間のうち20日もある"
  • 「30歳まではサッカーが嫌いだった」元日本代表・加地亮、新天地での今。(菊地慶剛)

    今年6月にガンバ大阪から米国プロリーグのMLSチーバスUSAへ完全移籍した加地亮選手が、2014年シーズンの全日程を終えた。 34歳で初の海外リーグ参戦。しかも、欧州リーグ移籍が主流の中で、MLSを選択した元日本代表の決断には注目が集まった。 MLSは長年“サッカー不毛の地”と言われた米国で、1996年に誕生したリーグ。Jリーグとほぼ同じ年齢のリーグは、加地の目にどう映ったのだろうか。 「サッカーの種類が全然違う。ダイナミックというか豪快なサッカーですね。どちらかと言うと組織より個人でサッカーをするスタイル。種類が違いすぎて(日と)比べる次元ではないです。日だとチームとして組織でどうやって攻めたり守るかを考えるが、こっちは個人の能力が試される場であって、どれだけ個人が見せられるかというのがポイントになってきますね」 チーム合流後、ビザ取得後の7月20日に途中出場ながら公式戦初出場を果た

    「30歳まではサッカーが嫌いだった」元日本代表・加地亮、新天地での今。(菊地慶剛)
  • マオリ・オールブラックスと大接戦。五郎丸歩の「儀式」が延びた。(阿部珠樹)

    ペナルティキックの前に、恒例の「儀式」をする五郎丸歩。所属のヤマハではトップリーグ得点王を何度も獲得した名キッカーである。 友人に熱心なオールブラックスファンがいて、日本代表と対戦する時でも、躊躇なくオールブラックスを応援する。彼女は、去年オールブラックスがジャパンに54-6と圧勝した時も、「今日はだいぶ手加減してあのぐらいにしてやった」などと、吉新喜劇の池乃めだかみたいなメールをわざわざ送りつけてきた。 その彼女が「リードされて、胃が痛くなった。日も強くなりましたね」と送信してきた。あんた、ニュージーランド人か。 まあ、それほど11月8日のジャパンとマオリ・オールブラックスの試合は熱のこもった接戦だった。勝てると思ったんだがなあ(もちろん、当方はジャパンを応援)。 マオリ・オールブラックスはニュージーランドのマオリ系の人たちだけで構成されたチームで、正式な国代表ではないが、実力は世界

    マオリ・オールブラックスと大接戦。五郎丸歩の「儀式」が延びた。(阿部珠樹)
  • 韓国にいる“アジア最高の選手”。エスクデロ競飛王を日本代表へ! (吉崎エイジーニョ)

    いまだ“ブラジル・ショック”は尾を引いているか。あるいは11月14日からのホンジュラス戦、18日のオーストラリア戦に頭を切り替えるべきときか。 ここでアギーレ・ジャパンに対し、ひとつ提案を。 10月14日、ブラジルに0-4で大敗した後に、こんな言葉がメディアで紹介されたことを受けてのことだ。 「名前に押されて萎縮していたのではないか。やられてもいいから、もっとやれよ、と感じた」(日サッカー協会大仁邦彌会長)。 ならば、招集を強く推薦したい選手がいる。 「今はいろんな選手にチャンスを与えている状況ですよね。そういったなかで、見てももらえないところが当に残念。呼ばれる呼ばれないは別にして、なぜ結果を残している自分を誰一人見に来てくれないのか。ましてや、日人プレーヤーとして見てもらえない。メディアで報じられたとしても『元Jリーガー』として扱われるばかりで」 自分は結果を残している、そう言い

    韓国にいる“アジア最高の選手”。エスクデロ競飛王を日本代表へ! (吉崎エイジーニョ)
    sugimo2
    sugimo2 2014/11/04
    "日本で言う『次』はいつなんだって。今、その場でやれないのに、次にやれるのかって"
  • 期待の日本人関取は“中卒の叩き上げ”。~20歳のイケメン力士、輝大士~(佐藤祥子)

    弱冠20歳、期待の日人関取が誕生した。達綾哉(たつりょうや)改め「輝大士(かがやきたいし」が、新十両昇進を決めたのだ。 '09年度の全国都道府県中学生選手権では、団体戦と個人戦を制し、卒業後は元安芸乃島率いる高田川部屋の門を叩く。入門時、すでに身長193cm、体重145kgの恵まれた体躯で注目を浴び、前相撲から約1年半で順調に幕下に昇進。 その後の3年間は幕下の地位ではね返され、突き抜けられずにいたが、ここ8場所で、4勝3敗が6度、5勝2敗が2度と、着実に勝ち越しを続け、じわりじわりと番付を上げた。遠藤や逸ノ城らが幕下付け出しデビューし、スピード出世を果たすなか、『中学卒の叩き上げ力士』の待望の昇進だ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 596文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この

    期待の日本人関取は“中卒の叩き上げ”。~20歳のイケメン力士、輝大士~(佐藤祥子)
  • 男子7人制日本代表のチーム編成に異議アリ。~ラグビー界の“本気度”は?~(大友信彦)

    金メダルを首から下げ、選手たちは誇らしげに現れた。10月3日、仁川アジア大会の7人制ラグビーで優勝した男子日本代表は、帰国すると日ラグビー協会に直行、優勝報告会見に臨んだ。 日男子は1次リーグから準決勝までの5試合をすべて圧勝、無失点で勝ち抜き、決勝の香港戦も24-12で勝利し3連覇を決めた。男子の五輪種目団体球技で唯一の金メダル獲得は、3月にワールドシリーズ昇格戦で優勝した実力を遺憾なく発揮した結果に見えるが……。 「今日、金メダルを持って優勝を報告できることを嬉しく思います」 優勝報告会見で、こう切り出した7人制男子日本代表の瀬川智広ヘッドコーチ(HC)は、厳しい顔で続けた。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 631文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく Num

    男子7人制日本代表のチーム編成に異議アリ。~ラグビー界の“本気度”は?~(大友信彦)
    sugimo2
    sugimo2 2014/10/26
    "列強は7人制専門の選手が年間を通じて専門スキルを磨いている。日本ラグビー界は本気でそこで勝負しようとするのか"
  • 冬季五輪招致から突然オスロが撤退。理由は財政負担と、冬季競技への愛!?(松原孝臣)

    2022年の冬季オリンピック開催地は、来年7月の国際オリンピック委員会(IOC)の総会で決定される。招致活動も佳境といってよい時期にあるが、決定を前に思わぬ事態に陥っている。最終候補として残っていた3都市のうち1都市が招致活動を断念し、2都市の一騎打ちになったからだ。 では、候補が2都市となったことでどのような問題が生じているのか。 もともと、2022年の招致活動は、波乱含みの展開で今日まで進んできた。 当初、立候補に関心を示していた都市は多数あった。ミュンヘン(ドイツ)、ジュネーブ(スイス)などの大都市をはじめ、ウインタースポーツに実績を持つ都市もいくつか含まれていた。 その後、実際に立候補したのは6都市だったが、今年7月の1次選考を前に、ストックホルム(スウェーデン)、クラクフ(ポーランド)、リヴィウ(ウクライナ)が撤退。残る北京(中国)、アルマトイ(カザフスタン)、オスロ(ノルウェー

    冬季五輪招致から突然オスロが撤退。理由は財政負担と、冬季競技への愛!?(松原孝臣)
    sugimo2
    sugimo2 2014/10/26
    "2010年のバンクーバーを最後に3大会続けて冬季競技の盛んではない都市での開催になる"
  • ヤクルトの“マサ”石川雅規の粘投主義。~小さな左腕、10度目の2ケタ勝利~(石田雄太)

    つるべ打ちを喰らった。立ち上がりから5連打を浴び、あっという間に3点を失ったのは、スワローズの石川雅規だ。8月28日、広島で行われたカープとの一戦。「ヨーイドンで3点取られて、どうなるかと思った」という石川だったが、終わってみれば、9回途中までをこの3点のみに抑えてみせた。2回以降は被安打3、無四球、無失点と見事にピッチングを立て直し、今シーズンの10勝目を挙げている。石川が言った。 「あの試合の審判がアウトコースを取ってくれていたんです。だったら、そこへ投げればカウントも稼げるし、ファウルも取れる。これは何とかなるんじゃないかと思って、その後は頑張ってアウトコースへ投げ続けました(笑)」 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 617文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく

    ヤクルトの“マサ”石川雅規の粘投主義。~小さな左腕、10度目の2ケタ勝利~(石田雄太)
  • 100m11秒台、走幅跳7m、やり投69m。十種競技・右代啓祐の師匠は武井壮!?(小川勝)

    瞬発力、パワー、スピード、持久力の全てを要求される十種競技は「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれる。右代啓祐が挑むのは、世界最高の身体能力を競うフィールドなのだ。 196cm、95kgの巨体は、一見、重量級の格闘家を思わせる。ベンチプレスでMAX180kgを挙げる桁外れの筋力。だがフィールドに立つと、彼が陸上競技の選手であることはすぐに分かる。 走り高跳び2m06、走り幅跳び7m45、そして棒高跳びで5mを跳ぶ。男子十種競技で今年、8308点の日新記録を出した右代啓祐(28歳・スズキ浜松AC)は、いま、日で最高の「身体能力」を持つアスリートだ。そして、日の陸上競技史上、この種目で初めて誕生した、ワールドクラスの選手だと言える。 「キング・オブ・アスリート」――アスリートの王様。 十種競技の金メダリストはそう呼ばれる。女子の七種競技なら「クイーン・オブ・アスリート」。欧州ではこの種目の人

    100m11秒台、走幅跳7m、やり投69m。十種競技・右代啓祐の師匠は武井壮!?(小川勝)
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    sugimo2 2014/09/26
    "日本の陸上競技史上、この種目で初めて誕生した、ワールドクラスの選手だ"
  • 知られざる欧州組・瀬戸貴幸がELへ。2億円を蹴った男のルーマニアでの夢。(朴鐘泰)

    ルーマニアのアストラ・ジュルジュがクラブ史上初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を決めたピッチに、瀬戸貴幸は立っていた。 プレーオフでフランスの強豪リヨンを下しての戦出場は番狂わせとも言える。試合終了の笛が鳴ると、アストラの選手たちが、思い思いに喜びを爆発させる。ひとりの選手が瀬戸に近づき、小突きながらこう言った。 「おいタカ、お前なんで喜ばないの? 嬉しくないのか?」 その時、スタジアムのオーロラビジョンには歓喜に沸くチームメートを尻目に、笑顔はおろか、むくれているようにも見える瀬戸の表情が映し出されていた。 「嬉しくなかったわけじゃないんですよ。僕、感情を表現するのが苦手なんで(苦笑)。でも、リヨン戦のファーストレグは前半で代えられたし、あのセカンドレグの出場は最後の5分だけでしたから。90分間試合に出てないから、達成感は全くなかった。昨シーズンも全然試合に出れなくて、自分的には納得

    知られざる欧州組・瀬戸貴幸がELへ。2億円を蹴った男のルーマニアでの夢。(朴鐘泰)
  • 10年間でパの6球団が頂点に!?オリックスが日本一なら大記録に。(小関順二)

    8月は4試合に登板し3勝1敗、防御率1.55を記録し、月間MVPに輝いたオリックスの金子千尋。FA権取得で移籍も囁かれるが、チームを日一まで牽引できるか。 今年のパ・リーグの1~3位チーム、ソフトバンク、オリックス、日ハムは、昨年いずれもBクラスに低迷し、反対に4~6位チームは上位に君臨していた。今季最下位に低迷する楽天はリーグ優勝を経ての日一だったし、5位の西武は2位、4位のロッテは3位にいた。 前年も似たようなことがあったので、過去3年の順位の移り変わりをまとめてみた(今季成績は9月9日終了時点)。 <左から'12年、'13年、'14年の順位> ソフトバンク……3位、4位、1位 オリックス……6位、5位、2位 日ハム……1位、6位、3位 ロッテ……5位、3位、4位 西武……2位、2位、5位 楽天……4位、1位、6位 今年の順位はまだ確定していないが、3位と4位のゲーム差が8もあ

    10年間でパの6球団が頂点に!?オリックスが日本一なら大記録に。(小関順二)
  • MLSの観客動員力。~シアトルで平均4万人超の理由~(小川勝)

    W杯では2006年のドイツ大会から出場、3大会連続ゴールを決めているクリント・デンプシー。8月6日に行なわれたオールスター戦にも出場している。 サッカーW杯は世界各国のサッカー事情を理解する機会でもあったが、今回、決勝トーナメントに残ったにもかかわらず、日ではそれほど報道されなかった国の一つが米国ではないだろうか。グループリーグはG組で、ガーナに勝利、ポルトガルと引き分け、ドイツには0-1で敗れたものの、1勝1分1敗で決勝トーナメントに進出した。その後はベスト16でベルギーに延長の末、1-2で敗戦。'02年日韓大会と並ぶベスト8進出はならなかったが、粘り強い戦いぶりで、観衆には強い印象を残した。 米国の国内でも注目度は高まった。ポルトガル戦は東海岸時間の午後6時キックオフと時間帯がよかったこともあって、テレビ中継は、W杯史上米国では最高となる2470万人が見たという。NBAファイナル「ス

    MLSの観客動員力。~シアトルで平均4万人超の理由~(小川勝)
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    sugimo2 2014/08/30
    "昨シーズンのMLS平均観客数はJ1を上回っている"
  • 甲子園に溢れる「右左」の選手たち。イチローが10年前に作った“流れ”。(生島淳)

    今年の甲子園、3回戦の試合を観戦したが、去年の猛暑の大会よりはいくぶん、しのぎやすかった。ライトからレフトへ吹く浜風が心地よかった。 そして、49校の代表チームを見ていて気づくのは、左打者の多さであった。 あくまで私の印象だが、昭和の時代、左打者が3人もいる打線を見ると「かなり多いな」と感じていた。2番、4番など右打者と交互に左打者を並べる「ジグザグ打線」ともなれば、特殊な打線に感じられた。 ところが時代は移り変わり、甲子園では「右投げ左打ち」が珍しくなくなった。 準々決勝に駒を進めた8チームのうち、どれだけ右投げ左打ちの打者がどれだけいるのか調べてみた。1つめの数字が右投げ左打ち、2つめの数字が左投げ左打ちの選手である(数字は3回戦でのもの)。 八戸学院光星 4人+0人 沖縄尚学      2人+0人 三重          2人+1人 敦賀気比     4人+1人 日文理     1

    甲子園に溢れる「右左」の選手たち。イチローが10年前に作った“流れ”。(生島淳)
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    sugimo2 2014/08/27
    "イチローの全盛期に小学校2年生だった球児たち"
  • “超スローカーブ”をもう一球。東海大四・西嶋亮太の才能と努力。(中村計)

    捕手に視線を送り、軽く顎を上げた。 身長168cmの小柄なエース、東海大四の西嶋亮太の「超スローカーブ」のサインだった。 0-0で迎えた7回表。1死走者なし。山形中央の6番・中村颯(はやて)への初球だった。 推定時速50kmのカーブが宙に放たれる。大きな拍手と大歓声が湧く中、しなった弓のような弧を描いたボールが、ゆっくりと捕手のミットに落ちた。判定は、ボール。 それに対し、打者の中村はバントの構えをして見送った。 「監督には攻めの気持ちを忘れるなと言われていた。黙って見送ると、向こうのペースになってしまうと思ったので、バントをしてやるぞという雰囲気を出して見送りました」 ただ、初戦の九州国際大付との試合では「相手のリズムをくるわせよう」と思って使った超スローカーブだったが、この試合のそれは意味合いが少し違った。 西嶋が説明する。 「前半、コントロールを意識しすぎてフォームが小さくなってしま

    “超スローカーブ”をもう一球。東海大四・西嶋亮太の才能と努力。(中村計)
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    sugimo2 2014/08/19
    "9回まで4安打無失点。三塁を踏ませない、ほぼ完璧といっていい内容だった"
  • 女子七種競技の新星・ヘンプヒル恵。東京五輪を視野に、まずは高校制覇。(松原孝臣)

    2020年に東京でオリンピックの開催が決まったことは、若い世代の選手たちの意識に、確実に影響を及ぼしている。自ら夢、目標と定めることもあれば、周囲からの言葉によって意識するようになることもある。 東京五輪を視野に収める年代と言えば、今の高校生たちもそうだろう。7月末から、全国高校総体が行なわれている。出場選手の中にも、東京五輪について尋ねられ、抱負を語る姿があった。 そんな中でも目を引いたのが、陸上のヘンプヒル恵(めぐ)だった。 アメリカ人の父と日人の母を持つ京都文教高校3年生。七種競技と100mハードルを得意とするヘンプヒルは、大会前から陸上関係者の注目を集める1人となっていた。 6月上旬の日選手権100mハードルでは社会人や大学生選手に交じって3位と健闘。6月下旬に行なわれた高校総体近畿地区予選の七種競技でも好記録で優勝し、臨んだのが高校総体だった。ちなみに七種競技とは、100mハ

    女子七種競技の新星・ヘンプヒル恵。東京五輪を視野に、まずは高校制覇。(松原孝臣)
  • かち上げよりも、学習能力が怖い。大砂嵐が察知した白鵬の持つ「間」。(阿部珠樹)

    6日目、日馬富士を引き落としで破り、前日の鶴竜に続き2日連続の金星。ラマダンによる空腹にもめげずに奮闘したが、負け越しで三役昇進は逃して悔しがった。 名古屋場所は白鵬の優勝というおなじみの決着になったが、その割には見どころが多かった。カド番の大関琴奨菊が最後まで優勝争いにからむと予想した人はほとんどいなかったろうし、万年関脇の豪栄道が大関昇進を確実にするところまで星を伸ばしたのにも驚いた。 だが、そのふたり以上に名古屋を盛り上げたのはエジプト出身の大砂嵐、いやその大砂嵐がくり出すかち上げではなかったか。かち上げは腕を使って相手ののど元やあごを下から突き上げる立ち合いの戦術で、おもに相手の上体を浮かせて自分が下に入り込み、いい体勢を作るねらいで用いられる。ところが大砂嵐のそれは、いい体勢に持ち込む戦術というよりは一発で相手を倒すような威力を秘めた決め技になっている。すでに5月の夏場所では遠藤

    かち上げよりも、学習能力が怖い。大砂嵐が察知した白鵬の持つ「間」。(阿部珠樹)
  • 米国の大御所が突きつけた「三行半」。クリンスマン体制の功罪を問う。(田邊雅之)

    延長前半に2点を奪われるまで、ベルギーの猛攻に必死に抗ったティム・ハワード。ファーガソンに招かれて以来、プレミアでプレーするGKの意地を見せた。 W杯ブラジル大会は、幾多の名勝負を生んだ。中でも「死の組」と呼ばれたグループGで大きな注目を集めたのがアメリカ代表だった。 ドイツにこそ0-1で惜敗したものの、ガーナに勝利し、ポルトガルと引き分けてGLを通過。決勝トーナメントの1回戦では、ベルギーを最後まで苦しめた。 かくして高い評価を得たのが、監督のユルゲン・クリンスマンである。彼がドイツ代表の前監督だったというキャリアも、評価を高める上で追い風となった。 しかしアメリカサッカー関係者の間では、大会開幕前からクリンスマン政権に対して様々な疑問が呈されていた。アメリカは、当にこの4年間で成長したと言えるのだろうか。 そのような状況の中で発表されたのが、『サッカーアメリカ』というウェブサイト

    米国の大御所が突きつけた「三行半」。クリンスマン体制の功罪を問う。(田邊雅之)
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    sugimo2 2014/07/29
    "後任監督はアメリカ人でなければならないし、ヒスパニック系の選手にもチャンスを与える人物でなければならない(クリンスマンは、ヒスパニック系の選手にほとんどチャンスを与えなかった)"
  • リーグ最強の打線と、最弱の投手陣。最下位ヤクルトが挑む“下剋上”。(田口元義)

    今季のヤクルトほど投打のバランスが極端に偏っているチームも、近年では珍しい。 チーム打率は、セ・リーグ2位の阪神の2割6分7厘に大差をつける2割8分3厘で1位。一方で防御率は、セ・リーグ5位のDeNAの4.27を大きく下回る4.90で6位(今季の成績はすべて7月21日現在)。そんなヤクルトの現在地は、最下位である。 要するに、好調の打線を補えないほど、投手力が著しく低迷しているというわけだ。 この悪循環を打破するべく、後半戦に入って早々にチームが動いた。 ソフトバンクから新垣渚と山中浩史の両投手をトレードで獲得したのだ。 ここ数年結果を残していない右腕と、実戦経験が少ない2年目ではある。しかし、ヤクルトで言えば、2008年に日ハムから移籍して以降、中継ぎの柱として大車輪の働きをした押健彦のように、環境が変われば大化けする見込みだってあり得る。 だからこそ、小川淳司監督は「起爆剤になりう

    リーグ最強の打線と、最弱の投手陣。最下位ヤクルトが挑む“下剋上”。(田口元義)
  • NBAやMLBより人気。W杯が米国に起こした旋風。~“サッカー不毛の地”は今や昔~(豊福晋)

    この夏、ある数字が米国のスポーツファンを驚かせた。ワールドカップアメリカ国内でのテレビ視聴者数だ。 米国対ポルトガル戦の視聴者数は2470万人に達し、NBAファイナル(1550万人)や、昨年10月のワールドシリーズを大きく上回ったのである。NFLのプレーオフとスーパーボウルの視聴者数は1億1000万人と遠く及ばないが、サッカーは4大スポーツの国アメリカで着実に存在感を高めつつある。 そもそも米国は人口の17%がラテン系ということもあり、サッカー人気が出るポテンシャルは秘めていた。プレー人口はカリフォルニア州を中心に多く、若年層に限っては2番目のスポーツだ。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 629文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記事だけでなく NumberWeb内のすべての有

    NBAやMLBより人気。W杯が米国に起こした旋風。~“サッカー不毛の地”は今や昔~(豊福晋)
    sugimo2
    sugimo2 2014/07/22
    "米国対ポルトガル戦の視聴者数は2470万人に達し、NBAファイナル(1550万人)や、昨年10月のワールドシリーズを大きく上回ったのである"