2014年11月3日05時30分印刷メール[PR] NECのクラウド戦略の中核を担う神奈川データセンター(DC)。開設から半年がたち、IaaS(インフラのサービス提供)方式のクラウド基盤を軸にプライベート(社内)クラウドの受注が相次いでいる。「DCを基盤とした新しい提案を行う」(NECの横山淳技C&Cクラウド基盤戦略本部技術エキスパート)のが神奈川DCの出発点。大型サーバーを手がけてきたシステムベンダーとしての“とがった技術力”を武器に米アマゾンなどの巨大クラウド業者に挑む。 神奈川DCでは信頼性重視の「HAサービス」と、ビッグデータ(大量データ)活用などの大規模並列処理に強い「スタンダードサービス」の2系統を選択できる。いずれのシステム基盤も省電力・高密度設計が特徴。大きな違いは心臓部のプロセッサー。HAは米インテル製の高性能プロセッサー「ジーオン」、スタンダードは“1チップマイクロサ