「読み返し」を工夫するだけで、文章の完成度が高まる! 自分が書いた文章を一度も読み返さないビジネスパーソンはいないでしょう(いたとしたら、レッドカードに限りなく近いイエローカードですぞ)。 「書く」と「読み返す」はワンセットです。筆者の肌感覚では、文章を書き終えたときの完成度は、よくても70%、悪ければ50%以下です。完成度を高めるためには「読み返し」が必要になります。文章を読み返さないのは、味見をまったくせずに料理をするようなもの。おいしい料理(=読みやすい文章&伝わる文章)を作ることを放棄している状態です。 読み返してみて、初めて見えてくる文章の粗や不備は少なくありません。文章の粗や不備とは、「言葉足らず」「説明が不親切」「理由や根拠の抜け落ち」「表現が不適切」「流れが悪い」「冗長」「上から目線」「誤字脱字」など、さまざまです。 書いているときは気づきにくい文章の粗や不備をきちんと修正