DVDやブルーレイなど映像パッケージ作品の売り上げが低迷する中、PCのみならず、テレビ、スマートフォン/携帯電話、タブレット、ゲーム機など、さまざまなデバイスで、好きな時間に好きな場所で映像を視聴できる動画配信ビジネスの市場が注目され、活発化しつつある。 放送局各社の自社番組配信サイトや「GyaO!」「アクトビラ」などのVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスが業績を伸ばし黒字化する一方で、2011年8月には、米国で成功をおさめた定額制・見放題のHulu(フールー)が日本進出したほか、NTTドコモも2011年に月額525円の定額制・見放題の「VIDEOストア」を投入し、2012年1月時点で会員が360万人に達するなど、「定額制」のサービスもトレンドとなりつつある。また、Apple TVやGoogle TVといった、インターネットと接続して動画配信をはじめとするさまざまなサービスを利用できる