世の中には、タイムマネジメント(時間管理)を改善したい人に向けたアドバイスがあふれている。だが、そこで紹介されているツールを取り入れたところで、ほとんどの人には役立たない。時間管理の能力はツールの優劣ではなく、「認識力」「段取り力」「適応力」という3つの基礎力を備えているかで決まるからだ。本稿では、それら3つの力を高める方法を紹介する。 プロジェクト範囲の拡大、ずれ込む期限、そして日に日に伸びる「やることリスト」――仕事でもプライベートでもよく経験することだ。 時節柄、大胆にも「時間をもっと上手に使う」「生産性を高める」「大事なことに集中する」といった新年の抱負を立てる人は多い。こうした自己成長目標は、キャリア形成においてたしかに重要である。タイムマネジメント(時間管理)が従業員に最も要求される能力の一つであると同時に、最も希少な能力であるという、大規模調査のお決まりの結果を見るだけで十分
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