「思えば40年前、まだ僕が中学生くらいだった時は240KBのフロッピーディスクを使っていて、当時はそれが無限の容量に思えたわけです。でもそんなことはなかったんですね。今は数テラの外付けハードディスクを使っているので、240KBなんて秒で吹き飛ぶわけです。つまり、容量が増えれば『当たり前』も変わり、バランスが変化することになります」 まつもと氏によると、この30年間で「2番目くらいに」大きく変化したものが「Thread(スレッド)」の価値だったと言います。 「Rubyは早い時期からThreadを提供していたのですが、シングルコアだった時代にThreadを実装したときは、アルゴリズムの表現手段としてThreadを考えていました。正直にお伝えすると、その時はパフォーマンスというものについてはさほど気にしていませんでした。でも現代においては、Threadは処理を複数にオフロードして全体的なパフォー
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