2011.03.07 もし阿蘇山が、9万年前の規模で噴火したら・・・ (19) カテゴリ:火山災害 「阿蘇山あり、其の石、故無くして火起こり、天に接すれば、俗以て異と為し因って?祭を行う」とは中国の史書『隋書』倭国伝にある阿蘇山の記載です。 隋の時代(西暦581-618年)と言えば、日本では女帝推古天皇の時代であり、聖徳太子(今の歴史学では存在を疑う説もあるようですが、ここでは触れません)が摂政として政務を取り仕切り、遣隋使を派遣し、十七条憲法や冠位十二階が制定されるなど、日本の国家体制が確立していった時代となります。 その時代の中国の史書に阿蘇山の記載があるのはとても興味深い話であると思います。 おそらくは遣隋使として隋に派遣された日本側使者の話だけではなく、答礼使として日本にやってきた隋朝の使者の記録をもとにして史書に記載したのだと思います。 中国には火山がないため(現在の中国領である
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