最近Goの並行処理を理解する必要が出てきたので、「Go言語による並行処理」を読んだ。 Go言語による並行処理 作者:Katherine Cox-BudayオライリージャパンAmazon 並行処理とはそもそも何か、goroutineやsyncなどの並行処理のためのパーツ、さらにchannelの基本的な使い方などを学べる内容だった。いろんなパターン例も入っていて、頭の整理に活用できた。 特にchannelの所有権をどう考えると扱いやすいかという点が参考になった。channelを使うときはまず所有権 = 初期化、書き込み、閉じる責任を持つgoroutineを決定し、以下を心がけるということだった。 所有するゴルーチンは次の手順を踏む チャネルを初期化 書き込みを行うか、他のゴルーチンに所有権を渡す チャネルを閉じる 上の3手順をカプセル化して、読み込みチャネルを経由して公開 所有権のスコープはで
