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ブックマーク / tadaoyamaoka.hatenablog.com (6)

  • 第32回世界コンピュータ将棋選手権 結果報告 - TadaoYamaokaの開発日記

    5/3~5/5に開催された第32回世界コンピュータ将棋選手権に参加しました。 HEROZチームとして、「dlshogi with HEROZ」というプログラム名でエントリしました。 大会の概要 世界コンピュータ将棋選手権は、1990年より毎年開催されている歴史のあるコンピュータ将棋の大会です。 今回は32回目の開催で、51チームが参加しました。 第1予選、第2予選を通過した上位8チームで総当たりのリーグ戦で決勝戦が行われました。 大会の結果 決勝では1回も負けることはなく、優勝という結果になりました。 第32回世界コンピュータ将棋選手権 決勝 ソフトの強さは毎年強くなっており、上位ソフトの強さは拮抗しており決勝に残るだけでも難しい状況でした。 優勝の可能性はあると考えていましたが、決勝に残るチームでの勝率の差は10%程度だと考えていたので、1回勝負では運で決まる要素も大きいと思っていました

    第32回世界コンピュータ将棋選手権 結果報告 - TadaoYamaokaの開発日記
    sugyan
    sugyan 2022/05/06
  • cshogiにWebアプリを追加 - TadaoYamaokaの開発日記

    開発しているPythonの高速な将棋ライブラリcshogiに、ブラウザでUSIエンジン同士の対局が行える機能を追加した。 python -m cshogi.web.app --engine1 E:\game\shogi\gikou2_win\gikou.exe --engine2 E:\game\shogi\apery_wcsc28\bin\apery_wcsc28_bmi2.exe --byoyomi 1000 --port 8000のように実行して、ブラウザから「http://localhost:8000/」にアクセスして、USIエンジン同士の対局を観戦することができる。 これだけだと、将棋所のような便利なネイティブアプリがあるのでわざわざこの機能を使う必要はないが、Google Colab上で実行することができる。 Google Colabで実行 USIエンジン同士の対局 # csh

    cshogiにWebアプリを追加 - TadaoYamaokaの開発日記
  • GCTの学習に使用したデータセットを公開 - TadaoYamaokaの開発日記

    dlshogi with GCTのWCSC31バージョンのモデルの学習に使用したデータセットを公開します。 https://drive.google.com/drive/u/3/folders/1Lkh4HL0tMx9p3NNbHue9lvh_HOSBGxhv 加納さんのご厚意により、Googleドライブの無料枠を大幅に上回る容量を提供してもらいました。 (いつまで提供できるかは保証できなため、データ取得はお早めに) ファイルの説明 hcpe3/selfplay_gct-???.hcpe3.xz 中盤メインの5億の初期局面集で強化学習したデータ 040までは1600playout 041~055は1800playout 056~070は2000playout 071~は2400playout hcpe3フォーマット 方策の分布を学習したモデルで生成。GCTのモデルはこのデータの一部をhcp

    GCTの学習に使用したデータセットを公開 - TadaoYamaokaの開発日記
  • 将棋AIの実験ノート:Attention Branch Network - TadaoYamaokaの開発日記

    以前に、Mask-Attentionについて記事にしたが、同様の手法にAttention Branch Network(ABN)がある。 ABNは、Attention Branchの損失も計算して訓練する点がMask-Attentionと異なる。 ここでは、ABNをdlshogiのネットワークに適用して、AIが注視している座標を可視化してみる。 ネットワーク構成 policyブランチとvalueブランチそれぞれに、Attentionブランチを追加する。 policyブランチとvalueブランチは、元のネットワークから変更していない。 policy attention mapとvalue attention mapは、2Dの画像になっており、AIが注視している箇所を表す。 損失 policy attentionブランチの損失はソフトマックス交差エントロピー、value attentionブラ

    将棋AIの実験ノート:Attention Branch Network - TadaoYamaokaの開発日記
    sugyan
    sugyan 2021/01/29
  • 高速なPythonの将棋ライブラリを作る - TadaoYamaokaの開発日記

    python-shogiは、Pythonで扱える非常に役立つ将棋ライブラリですが、速度が遅いのが用途によっては欠点になります。 公式サイトにも記述されていますが、速度よりもシンプルに抽象的に扱えることが目的となっています。 しかし、機械学習の用途に使用しようとする速度の遅さがネックになります。 そこでPythonからもできるだけ高速に動作する将棋ライブラリを作成することにしました。 python-shogiの内部では、盤面はビットボードで表現されていますが、Pythonのビット演算は非常に遅くボトルネックとなっています。 ビット演算部分をC++で開発して、Pythonから呼び出せるようにすることで速度の改善が見込まれます。 C++将棋ライブラリを一から作成するのもロマンがありますが、ほとんど既存のライブラリをまねるだけになるため、C++部分にAperyのソースコードを使用させてもらい、A

    高速なPythonの将棋ライブラリを作る - TadaoYamaokaの開発日記
  • 【書籍】将棋AIで学ぶディープラーニング - TadaoYamaokaの開発日記

    将棋AIで学ぶディープラーニング」というを出版します。 昨年10月に技術書典3で「ディープラーニングを使った将棋AIの作り方」という技術同人誌を出したことをきっかけに書籍化のお話をいただきました。 技術書典で出したは、方策ネットワークを使った将棋AIの作り方でしたが、書籍の方では、将棋AIの作成を通してディープラーニングを学べるというコンセプトで執筆しています。 実際に動かせるコードを作ってみるというのが技術を学ぶために有効な方法だと思います。 私自身、AlphaGoのクローンと、ディープラーニングを使った将棋AIを作ったことでディープラーニングについて理解を深めることができたと思っています。 ディープラーニングを使って学習させた将棋AIを実際に動かしてみることで、ディープラーニングを体験して欲しいという想いで書きました。 内容は、3部構成で、 1部ではコンピュータ将棋の概要につい

    【書籍】将棋AIで学ぶディープラーニング - TadaoYamaokaの開発日記
    sugyan
    sugyan 2018/03/13
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