昨今、世上では、「DOA (Data-Oriented Approach、データ 中心 アプローチ) 対 OO (Object-Oriented、オブジェクト指向)」 ということが論点になっているそうです。DOA だとか OO だとか、という キーワード を使って議論すれば、無限後退に陥ることになるでしょう (笑)。なぜなら、DOA も OO も、「広義の」 概念であって、DOA に限って言えば、「(アルゴリズム を考慮しないで) データ の観点から構造を考える (データ の独自性)」 ということにしか過ぎないから。DOA といえば、ER 手法を思い浮かべますか、それとも、コッド 正規形を思い浮かべますか。私は、コッド 正規形を思い浮かべます。 DOA として、ER 手法を思い浮かべるなら、OOA なり OOD が、(アルゴリズム を切り離して) モノ の構造を考えれば、「外見上」、DOA