私が経営している人事コンサルティング会社、株式会社人材研究所はこれまで20余名の仲間たちと数百社に渡る企業の人事のサポートをしてきました。テーマは採用や人事制度設計、マネジメント力強化などさまざまなのですが、ほとんどの場合で最初に行うことがあります。 それは「その会社や仕事のハイパフォーマーがどんな人なのか」ということです。それをもとに採用基準や評価基準、育成目標などが決まってくるからです。 もちろん会社ごとに異なるのですが、それでも業界や職種を超えて共通する特徴もあります。本稿ではその中から最頻出の3つの特徴について述べさせていただきます。 一つ目の特徴は、「自分のことがよくわかっている」、すなわち自己認知の高さです。 まれに無意識過剰系の天然タイプというか天才タイプのハイパフォーマーもいますが、それは少数派です。自己認知はさまざまな能力のベースになる根本的なものです。 例えば、自分の強
![なぜあの人は「仕事がデキる」のか。ハイパフォーマーに共通する3つの特徴](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ab79935ce02ed84b070911f7387d819d59b5bd34/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2019%2F12%2F11%2Fpic.001-1.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)