「ワンピースは着る盾、着るたいまつ、着る花びら、着る風、着る塔」と、ワンピースの女王は言う――。思い入れのある服を“ドレス”と名付け、その服にまつわるエピソードを綴るリレーエッセイ「私のドレス」。第7回は、くどうれいんさんのドレス。 「ワンピースに決まってるでしょ」 祝賀会のために着るものがない、と告げると母はそう言った。わたしには年に3回ほど、ホテルの大きな宴会場で行われる式典に出る用事があった。ひとつは、高校時代にもらった随筆賞の祝賀会(大賞を取ると殿堂入りとなってその後毎年呼ばれるのだ)。もうふたつは、俳句結社の集まり。わたしは18歳の大学1年生だった。いままでは何に出るにも制服で間に合ったが、これからは着るものを自分で考えないといけない。私服ならまだしも、パーティーに出るための洋服を選ぶことはとても難しかったし、わたしにはお金がなかった。 そんなあんたにこそぴったりなのがワンピース
noteには毎日、たくさんの記事がアップされますが「もっとレシピ記事がアップされてもいいのでは」と思っています。ということで、今回のテーマは「レシピ記事の書き方」です。 レシピの書き方レシピは「おいしさ」を伝える手段の一つ。良いレシピは ものです。反対にわかりにくく、ターゲットや目的が明確ではないため自己満足に終わっているレシピは好ましくないでしょう。レシピを書く前に必要なのは「誰のためのレシピか」を明確にすることです。対象はできるだけ具体的であることが望ましく「都内在住、IT企業勤務、週末に料理をするのが好きな三十代男性」くらいまで決めるとレシピの目的が明確になります。(ちなみに樋口のnoteは料理ギーク向けの記事が多いですが、それは主に自分のために書いているからです) 書店に行くと様々な料理雑誌が出版されていますが、読者層はそれぞれ。誰のためのレシピか、を想定すると自然と「食材」や「調
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く