発売から40年以上経った今も、子どもから大人まで幅広く親しまれている「チロルチョコ」。コンビニで見かけるとつい手に取ってしまったり、季節ごとに発売される限定のフレーバーも毎回楽しみですよね。今回はそんな「チロルチョコ」の意外な歴史や秘密に迫ってみたいと思います。 ■最初は「3つ山」だった? チロルチョコが初めて作られたのは、まだまだチョコレートが高級品だった1962年(昭和37年)のこと。子どもでも買える10円という価格のチロルチョコは、あっという間に人気者になりました。チロルチョコといえば、小さな正方形のチョコレートが、カラフルな包み紙に1つずつ包装されていますよね。しかし発売当時のチロルチョコは、現在のチロルチョコが3つ連なった「3つ山」の形をしていました。その後、景気の影響を受けて価格を30円に見直したのち、「やっぱりチロルは10円!」ということで現在の「1つ山」になったそうです。