ブックマーク / essa.hatenablog.com (149)

  • モロッコ・フェズの「聖なる音楽のフェスティバル」 - アンカテ

    ひょんなことから「Sound of the Soul」というDVDを観て、非常に感激したので、是非、これを紹介したいと思います。 Sound of the Soul これは、モロッコのフェズという旧都で行なわれた「聖なる音楽のフェスティバル」を記録したドキュメンタリーフィルムです。 まず、何より素晴しいのが、収録された音楽がどれもすごく良いこと。普通に言えば宗教音楽なのですが、雰囲気的にはワールドミュージックという感じが近いです。踊りたくなるような躍動的な曲もたくさんあります。 それから、イスラム教の国で行なわれたのにもかかわらず、フランス、イギリス、ポルトガルといったキリスト教国からのミュージシャンもたくさん参加していて、非常に場に溶け込んだ感じのリラックスしたパフォーマンスを見せていること。これ見たらイスラム教のイメージが変わります。 フェズにはユダヤ人も多く住んでいて、戦争中に国王が

    モロッコ・フェズの「聖なる音楽のフェスティバル」 - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/04/07
    "「聖なる音楽のフェスティバル」においては""信仰はむしろオープンマインドの基盤となっている。みんな自分の信仰を音楽として表現しているのですが、そこにおいて誰もが自然につながれるという""雰囲気"
  • 一日一チベットリンク運動サイト開設 - アンカテ

    一日一チベットリンク運動 / Eyes on Tibet のサイトを開設しました。 一日一チベットリンク運動 Eyes on Tibet 日語版ははてなグループ、英語版の方は、Google Site を使いました。 「さりげなくエントリの最後にリンクする」と言っても、何をやっているのかの説明は必要だと思います。現状だと、その為には、このブログの前のエントリにリンクするしかないと思うので、その為のページも用意しました。 メッセージ - 一日一チベットリンク運動 一日一チベットリンク→騒乱の地ラサ、緊迫ルポ! 欧米メディアが初取材 (1/2ページ) - MSN産経ニュース みたいな感じがいいかなと思います。 「見ているよ、チベットを」という表現はid:kaerudayoさんのエントリにあったものを使わせていただきました。 それから、前エントリにトラックバックをいただいた方や参加を表明された方

    一日一チベットリンク運動サイト開設 - アンカテ
  • iTunesで自分専用ラジオを作る方法 - アンカテ

    購読しているPodcastとライブラリに入っている自分の好きな音楽を一つのプレイリストにして、自分専用のラジオを作る方法を紹介します。 と言っても、iTunesのsmart playlistという機能を普通に使うだけです。使っている人は当然のように似たようなことをやってると思いますが、WEBを見てもsmart playlistについての情報は意外と少ないので、ご存知ない方もいるかと思って書いてみます。 iTunesのsmart playlistは、「最後に再生した日が1ヶ月以内」のような条件を設定しておくと、その条件にある曲を自動的にピックアップしてくれる機能です。 そのプレイリストから曲を聞くと、「最後に再生した日」が今日になりますから、その曲は自動的にプレイリストからはずれます。つまり、自動的に曲の入れ替えをやってくれるわけです。 こんな感じでいくつかの条件を組み合せて、特定の条件にあ

  • そう言えばチベット - アンカテ

    一日一チベットリンク /Eyes on Tibet の提案には、たくさんの賛同をいただきました。ありがとうございます。トラックバックにはさまざまなURLが集まっていますので、ぜひ見てください。 それで、この運動の三原則というのを考えてみました。 Eyes on Tibet: The three princeples of "Eyes on Tibet" チベットは我々の第一の関心事ではない チベットのことを第一に考えている人の為には、他にもたくさんの運動やサイトがあります。 この運動は、チベットのことは気になるけど、他にもたくさん関心事がある人の為のものです。 私たちは、自分たちの関心のあり方をそれ以上でもなくそれ以下でもなく、それにふさわしい形で表現します。そして、ぼんやりと気にしている我々の姿が、ありのまま見えるようになることを目指します。(visualizing decentrize

    そう言えばチベット - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/03/28
    この各原則はダルフールにも通用する
  • 一日一チベットリンク / Eyes on Tibet 運動 - アンカテ

    (3/30 追記) ここで提案していることについて、下記のサイトを立ち上げました。 一日一チベットリンク運動 メッセージ - 一日一チベットリンク運動 詳しくは、こちらをご欄ください。コメント、トラックバック等もそちらにお願いします。 (3/30 追記終わり) ブログを書いている人に、しばらくの間、一日に一つ、なんでもいいからチベット関係のURLにリンクしようという運動を提案したい。 別にチベットについて書く必要はなくて、エントリ体は普段通りにいつも書いていることを書いて、最後に何か一つリンクを貼るだけ。「一日一チベットリンク」か「Eyes on Tibet」と添えて。 詳しくはわからないけど、チベットのことが心配だとぼんやり思っている人は多いだろう。そういうみなさんの関心のあり方を素直に表現する行為としての、一日一チベットリンク。 もちろんしっかりと情報を見極め具体的に行動を起こすこと

    一日一チベットリンク / Eyes on Tibet 運動 - アンカテ
  • 「経営の未来」に従業員の未来を見る - アンカテ

    経営の未来 これ、すごく良いなのだけど、致命的にタイトルがヌルイ。このを読むべき人に届けようという意思が全く見られないタイトルだ。 私だったら、次のどちらかのタイトルをつける。 もはや「部長」「課長」には未来が無い! 従業員の未来 原題は "The future of management" なので、それを素直に直訳しただけなんだけど、「経営の未来」というタイトルでは「経営」というものが何となく嫌いな人と、「経営」なんてものに未来があるんだろうか、と思っている人が、わず嫌いをしてしまうじゃないか。 それより何より、自分は良き「従業員」になろうと思っている人がまず読むべきだと思う。 実をいうと、「エンプロイー(従業員)」という概念は近代になって生み出されたもので、時代を超越した社会慣行ではない。強い意思を持つ人間を従順な従業員に変えるために、二十世紀初頭にどれほど大規模な努力がなされ、

    「経営の未来」に従業員の未来を見る - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/03/10
    "私だったら、次のどちらかのタイトル""もはや「部長」「課長」には未来が無い!""従業員の未来"/"グーグルの独自性は技術ではなくマネージメント""皆が好き勝手に発言""地位を類推する手がかりはほとんどなかった"
  • 戦争と製造業と官僚制のみがリアルというパラダイム - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    読解力の決定的な差 - 素通りできなかった時のために その同じについて、そのが否定的に捉えているとしか思えないことを常日頃披露なさってる方が、つまりそのに恐らくやんわりとDISられてる(と私には思える)人が、好意的ともとれる書評をしている( 「非集中化した私」と「自分探Sier」の葛藤 - アンカテ(Uncategorizable Blog) )のである。 「自分探しが止まらない」は単なる社会批判のとだけとらえるより、単純に割り切れない入り組んだ表現として受けとめた方が面白いと思う。これについては、id:yamatedolphinさんが引用している深町秋生さんも、次のような感想を読むと同じような感想を持たれたように感じる。 とはいえこの韜晦男の言葉はどこまでが気でどこまでがネタなのかがわからないのだが この人はどことなく一力茶屋で遊びほうける大石内蔵助に似ている。 だけど、「批判

    戦争と製造業と官僚制のみがリアルというパラダイム - アンカテ(Uncategorizable Blog)
    summercontrail
    summercontrail 2008/02/25
    "どこに根本的な対立点があるのか""私が世間一般で通用している「これがリアルだ」という合意について、疑いを持っていること""タテ割りの組織を作り、そこに明確な『機能』を持つ人間として所属する」ということでは"
  • 「非集中化した私」と「自分探Sier」の葛藤 - アンカテ

    には、著者の主観から語ると客観的なスタンスで語るがある。ここでは仮に前者を文学、後者をサーベイと呼ぶことにするが、あらゆるには両方の要素が含まれている。 ただ、大半のは、文学/サーベイという二つの要素のうち、便宜的にどちらかを強調される。売り方としてそうなるし、読む方もそれを受けいれて、文学として読むかサーベイとして読むか、どちらかの読み方をする。便宜ではあるが、便宜が通用する範囲が大きいので、は文学かサーベイのどちらか片一方であるというのもほとんど事実でもあった。 しかし、最近の世の中は、主観からも客観からもスルリと逃げてしまう。「今」を語るには、この両者が複雑に入り交じったスタイルをとることが必要とされる。 「ウェブ時代を行く」等が典型だが、梅田望夫さんのは表面的に見ると、人生訓を述べる主観ののような顔をしている。でも、その背後には、偏執狂的とも言える「名言コレクター」

    summercontrail
    summercontrail 2008/02/25
    『自分探しが止まらない』"ちょっとひねくれた表現方法を取っているが、むしろこれは典型的な文学""「ひねくれたことをするなあ」と思うが、そうでもしないと全くピント外れになってしまうのが、この時代"
  • 言葉を多義的に使ってつながる人たちを見るとイライラしてくる人がいるという仮説 - アンカテ

    MacBook Airレビュー前編:MacBook Airから見える新しい風景 - ITmedia +D PC USER 非常に意欲的なレビューだと思うけど、はてなブックマークの反応を見ると、随分評判が悪い。 それで、こういう文章への感情的な反発がどうして生じるかについて、ちょっと思いついたことがあるのでメモ程度に。 製品レビューの重要な機能は、その製品を買うべき人に「これはあなたの為の製品ですよ」と伝えることだ。たとえば、 「今度のLet'snoteは真のモバイラーの為の製品だ」というレビューが出る 「真のモバイラー」とは自分のことだと思う人が、そのLet'snoteを買う 買った人は満足し、レビュアーに感謝する となれば良いレビューである。これと同じように 「MacBook Airは『知性のつまった1枚の板』という製品のコンセプトを美しいと感じとれる人の為の製品だ」というレビューが出る

    言葉を多義的に使ってつながる人たちを見るとイライラしてくる人がいるという仮説 - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/02/16
    この件については,除外される人に対する規範的な評価を前提としているから反発があるのだと思う."美しいと感じとれる人"という表現
  • 罵倒から生まれる公共性 - アンカテ

    高速道路が渋滞している時に、合流の所でお互いに譲りあって一台づつ交互に進めば全体として一番早く進む。我先にと進路を奪いあえば、流れは滞るし、接触事故なども起きやすく、平均の流量は最低になる。 この譲りあいの暗黙のルールが守られる度合いは地域によって違うと聞いたことがあるが、自然発生的にそれができていれば、自分が譲ってもすぐ次に行けると期待できるので、自然と譲る人が多くなるだろう。 「一台づつ交互に」というのはマナーでもあるがプロトコルでもある。 プロトコルが存在していれば、ドライバーの平均のマナーレベルが低くても、つまり、他人より自分を優先して考える人が多くても車は進む。その逆に、譲る気持ちを持ったドライバーの存在密度が高くても、プロトコルがないとマナーのレベルの低いドライバーの行動様式が全体を支配する。 プロトコルが存在しない所にプロトコルを確立するには、マナーが必要である。だが、すでに

    罵倒から生まれる公共性 - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/02/13
    "企業のような自分の所属する集団を「私」と見て""対比するような意味での「公」の立場から語るというのは、本来日本語に無い機能""問題に公共的な性質があることを強調する為には罵倒付きという表現方法が有効"
  • 奇襲戦法の背後には理論の緻密化がある - アンカテ

    404 Blog Not Found:我々全員の知的生産性を10桁上げる方法 これはすごく重要なことが書いてあるエントリだと思うけど、一つだけ残念なのは、単なる夢物語か理想論のように読めるような書き方をしていることだ。 ダシにして申し訳ないが、典型的なLisperからみたかつてのid:higeponや、現在のid:amachangの「知力」は高いとはとても言えない。例えば遅延評価のことは、SICPを読めばちゃんと書いてある。そしてこれはまともなComputer Scienceがある大学なら、一番最初に使う教科書の一つなのだ。「まとも」に教育を受けた人なら、「遅延評価童貞が許されるのは、小学生までだよねー」とか言うかもしれない。 それは、この部分の「ありえなさ」がコンピュータサイエンスを勉強してない人には伝わらないからだ。 id:amachangという人は、当に不思議な勉強の仕方をしている

    奇襲戦法の背後には理論の緻密化がある - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/02/13
    essaさんは比喩がうまくて比喩だけで面白くなってしまうのでずるいなあ(笑)
  • 2008年はWEB原点回帰からスパム撲滅が射程内に - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    連載:動画で配信!「現場で使えるREST」鼎談|gihyo.jp … 技術評論社 第7回まで見たけど、これはかなり面白いです。 RESTというのはソフトウエア開発者以外にはまず関係ない言葉だけど、一つだけは覚えておいてほうがいいと思う。 それは、「なんでWEBがこんなにうまく行ってるのか、ちょっとだけ立ち止まって考えてみよう」という話だと言うこと。 たぶん、Social Graph APIも、その線で見るべきだ。やはりこれは非常に重要な技術だと思うけど、ただ、これで何ができるのかわかりにくいと思うので、一つの効能として、皆さんを悩ましているあの憎きスパムを撲滅できるというストーリーを考えてみた。 と言っても、Social Graph API単独でそれが可能になるわけではなくて、OpenIDとか、今旬の他の技術も合わせて、そういう方向にWEBが発展していくのではないかということだ。 そもそも

    2008年はWEB原点回帰からスパム撲滅が射程内に - アンカテ(Uncategorizable Blog)
    summercontrail
    summercontrail 2008/02/08
    "現状の代替技術はメールがうまく行った本質的な理由、最も重要なポイントを満たしてない""その重要なポイントとは、分散していることとオープンであること。それからシンプルであること"
  • 我々は公共性の進化に見あった速度で進化しているか - アンカテ

    Attacking PHP - Matzにっき(2008-01-26) まつもとさんのこのエントリから凄い騒ぎになっているようだけど、ここで一番重要なことは、PHPRubyがどうのこうのでなくて Webアプリケーションをなめるな こっちの方だと思う。 「初心者にやさしい言語(技術、方法論)の開発」→「質的な問題の隠蔽と関係者の人口増加の同時進行」→「問題の拡散」というパターンはこれまで何度も繰り返されてきたことだ。 たとえば、VisualBasicやAccessやExcelのユーザが増えはじめた時は、「DBをなめるな」と私は思った。データベースというものは、しっかり業務分析をした上で、論理設計と物理設計をきちんとしないと、最後には破綻する。イージーなツールにも使い道はあるけど、明かに想定を超えた使い方で業務ソフトを作ってしまい、つぎはぎだらけになって収拾がつかなくなる例を何度も見てきた

    我々は公共性の進化に見あった速度で進化しているか - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/02/02
    "、「WEBの中では世界が密接につながっている」ということを理解してもらうこと""筋を通して誰から見られても困らないようにしないと簡単に炎上するケースが増えている"/モヒカン族
  • 自分の経験の枠組みは自分で変えられるか? - アンカテ

    例によってメタな方向に話を広げようと思うんだけど、Ruby VS PHP論争の背後には「自分の経験の枠組みは自分で変えられる」という発想の有無という問題があるのではないだろうか。 そう思ったきっかけはこれ。 影響力のある人 - L'eclat des jours(2008-01-31) artonさんは、Matzにっき(2008-01-29)のコメント欄にあった、「影響力の大きい人が発言してるので怒ってます」という一言レスに着目して、興味深い考察をしている。 影響力のある人ってのは、つまり権威ってことなんだし、自分で吟味しない人は常に一定の割合でいて(そうでなければ、世の中に権威という存在はありえないわけだが、実際、存在している)その人たちに影響を与える。 ってことは、権威がある人は、だめなものはだめ(良いものは良い)、と言うべきですね。 私も全くその通りだと思ったけど、冒頭のように考えて

    自分の経験の枠組みは自分で変えられるか? - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/02/01
    モヒカン族/essaさんコメント"ルネッサンス→市民革命→アメリカ建国→西海岸のカウンターカルチャー→インターネット→オープンソース""一連の流れ""身近な問題について「変えたっていいんだ」と気がついた普通の人"
  • 暇人は社会のインフラ - アンカテ

    ベーシック・インカムを導入したらどうなるか試算してみる 私の五人国家のベーシックインカムよりずっと現実的な試算ですが、やはり、全く不可能なことではないことがわかると思います。 もちろん、さらに精緻に考えていけばいろいろな困難が出てくると思いますが、私は国力増強策として、日という国の為にこれをやるべきだと考えています。 なぜかと言えば、一国の経済にとって労働人口より暇人の総数が重要になり、それによって国力が左右されるようになるから。 ブログサービスの供給者になって考えてみればわかりますが、みんなが汗水流して朝から晩まで働いていたら、ブログを書いてくれる人はいないでしょう。ブログというのは、まず数が無いと面白いものは出てこないし、最初から面白いブログを書く人を見つけることは無理。それにたくさんのブログがからみあうことでコンテンツの魅力が増すので、とにかく暇人がいっぱいいる国の方が楽にトラフィ

    暇人は社会のインフラ - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/01/28
    "グーグルだって、世界中の暇人が誰も読まないどうでもいいようなホームページを無数に作ってくれなかったら、ページランクの網羅性や精度を上げることはできません"教育は今でも重要なインフラと思う私は感覚が古い
  • 元素の周期表と金種当てをする悪魔 - アンカテ

    子供が元素の周期表を勉強していて、「なんでこんなものを覚える必要があるのか」と言うので、次のように説明してみた。 デスノートの悪魔みたいな奴がひまつぶしに人間世界を覗きに来た。この悪魔には、不思議な眼力があって、人間を見るとその人間の所持金合計(現金のみ)とその現金の重さを見ることができる。 たとえば、1万円札を1枚だけ持っている人なら、「所持金 10000、重量 (1万円札1枚分の重さ)」という二つの数字が見える。しかし、この悪魔には、この二つの数字の意味がわからない。だから、単なる無意味で関連のない二つの数字が並んでいるとしか思えない。同じ金額の持ち主でも金種の組合せによって重量が全然違う。金額が大きくても重量が小さい人もいるしそうでない人もいる。悪魔には財布の中身を見ることはできないので、どういうルールで二つの数字が並んでいるのか全くわからない。 人間が物質を観察しているのは、この悪

    元素の周期表と金種当てをする悪魔 - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/01/28
    コメント欄のessaさんコメント"私も40過ぎてから人のブログを見てるうちに、哲学や社会学の面白さに気がついて、勉強しはじめました"も
  • 身の程の不確定性と社会の説得力 - アンカテ

    考えてみれば、「お前が出世できないのはお前の生まれた身分が低いせいだ」と言われるのと、「お前が出世できないのはお前に実力が無いせいだ」と言われるのでは、後者の方が救いが無い。「身分の違いだから仕方が無い」と言う言い訳は、自我を守るための防衛機制としても良くできていたのだろう。 身分制度は民衆の不満を多く生じさせるシステムだが、その不満を低減する仕組もそれなりに用意されていた、と言える。 「社会の説得力」という観点では、身分制度にも一定の合理性があるという話。 もう少し細かく言うと、上に立って社会を率いる立場の人たちの中に分業があるということではないだろうか。 つまり、高い身分の人というのは、その下に参謀とか番頭といった、実際の判断を行うブレーンをかかえている。今の官庁で言えば、課長補佐くらいの人が、実質的に物事を決定したり判断したりしている。でも下から見れば、そういう実質的なリーダーの姿は

    身の程の不確定性と社会の説得力 - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2008/01/25
    "「身の程」の不確定性が増していることで、社会の説得力とインセティブが両方失われ""日本は、「身分」というインフォーマルなシステムを温存""ダメージが大""「身の程」を知らなくても安心して暮らせる社会が活力"
  • 空気党=2ちゃんねる VS 法と論理党=RESTfulはてな の二大政党制 - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    出でよ、新しき知識人  「KY」が突きつける日的課題 - MIYADAI.com Blog これを現状分析と未来への提言に分けて読むと、現状分析の部分には同感だけど、提言としてはその方向性にやや疑問がある。 現状分析の部分はひとことで言えば「日人は世代によらず『空気』への依存が強い」ということだろう。「空気」は、共通前提から生まれるが、その共通前提の作り方が世代ごとに変遷してきた。 団塊世代以前の日人は、日という国自体の持つ共通前提 団塊世代は世代意識から生まれる共通前提 新人類世代は「分かる奴には分かる」という世代内差異を用いて集合的アイデンティティを構築 それ以降は、共通前提の構築の困難さから「繋がりの社会性」を指向(参考→「繋がりの社会性」は繋がりを指向しない -- Baldanders.info) ということで、その強迫的な共通前提構築への執着が暴走したものが「KY」である

    空気党=2ちゃんねる VS 法と論理党=RESTfulはてな の二大政党制 - アンカテ(Uncategorizable Blog)
    summercontrail
    summercontrail 2008/01/01
    "だから私は、「法」か「空気」か、「神」か「天皇」か、という根本的な対立構造をそのまま政治の仕組みの中に組み込んでしまうのがよいと思う"
  • ダウンロード違法化はグーグルの一極支配を加速する - アンカテ

    ダウンロード違法化の問題については、これがよくまとまっていると思う。 ダウンロード違法化は死亡フラグ? 【ネット著作権】:アート資主義 -CNET Japan 特に、「そもそも議論すべき当事者がそのテーブルに集まっているのだろうか?」という指摘が重要で、 でも、権利者団体というものは決して新しいビジネスモデルを構築する組織体ではなく、限られたコンテンツ収益の入り口(補償金を収益と看做すのには若干抵抗がありますが)を保存・維持する立場ですから、やはりどうしてもネット=ダークサイドの意識からは離れられないのでしょう。 そして、その結果として(制度イノベーションが進まず)コンテンツの国際協業ネットワークからますますビハインドしていったとしても権利者団体の掲げるミッション(存在理由)からすれば問題の無い(=責を問われない)ことなのです。 権利者団体を責めてはいけない。彼らの任務は、既にあるビジネ

    ダウンロード違法化はグーグルの一極支配を加速する - アンカテ
    summercontrail
    summercontrail 2007/12/31
    "日本人の意識の中に「オオヤケ」はあるけど、public という概念がない""グーグルは業界を一切作らない企業だ。グーグルは public な所だけで企業活動をする。だから、規模がいくら大きくなっても日本政府には見えない"
  • 新しい職業の一例として「困り屋」とか - アンカテ(Uncategorizable Blog

    「好きを貫く」という表現は、ちょっと攻撃的すぎるのかもしれない。 たとえば、すごく居心地のいい飲み屋のおかみさんみたいなパターン、好みのツマミが黙っていても出て来るし、内輪で盛り上っている時は割り込んでこないけど話が途切れたり義理で仕方なく連れてきた連れがいる時とかは話に加わって場を盛り上げてくれるし、かと言って常連にならなくてもそれなりに居心地よく長居できるような店。 つまり、才能なり興味なりが自分から発信する形ではなくて、その場にいる誰かの発したものを受け止めることから始まるようなタイプ。 そういう人に「あなたの『好き』は何ですか?」と聞いても、たぶん答えられないだろう。でも、そういう人が「好きを貫く」に関係ないかと言うとそんなことはない。 これまでは、店を一軒経営するだけの最低限の経営能力を合わせ持ってないと「居心地のいい場を作る」という才能を発揮できなかった。 でも、これからはそう

    新しい職業の一例として「困り屋」とか - アンカテ(Uncategorizable Blog
    summercontrail
    summercontrail 2007/12/19
    "自分が内発的な動機で行なえることは何かを見つけることが重要""それは必ずしもアグレッシブである必要はないし、現状、さほど評価されてないことでも""弱点をプラスに変える方法を自分で発見する必要もない"