マーガレット・ミードは完全に否定されている! ①ミード のチャンプリ族研究は誤りだった! 『ヒューマン・ユニバーサルズ』ドナルド・E・ブラウン(新曜社)より (要約) ・1970年代にゲワーツはチャンプリ族を再調査し、彼等を取り巻く状況をミードが誤って解釈していることを発見した。 ・ミードはチャンプリ族においては「男性と女性の態度が逆転しており、女性が優位であって感情的ではなく仕切る側であり、男性側が責任を欠き依存的である」とした。 ・しかし、ゲワーツの調査では、ミードの報告した男女の姿は見られず、男性は攻撃的、女性は服従的であり。男性はしばしば女性に暴力をふるっていた。 ・女性は一家の稼ぎ手ではあったが、重要な取引が決定される舞台に出ることはなく、労働の産物をコントロールするのは夫や父親であった。 ・女性が優位に立つのは「他部族の女性」との魚とサゴ(ヤシ)の交換においてで