ブックマーク / koikeakira.hatenadiary.org (13)

  • 2006-12-09

    子供を連れていけるコンサートを見つけるたびに行っています。大人向けのコンサートには欠落してしまった良さがあるものです。 チャリティーコンサートが多いというか、子供向けのものはほぼ例外なくチャリティーだったりしますが、有志の集まりで作られたコンサートは「やりたい」が原動力なのでものすごい気を感じられます。余裕があればこそできることですが、見ていてとても気持ちのいい幸せな舞台が多いです。 スポンサーの見栄の張り合いにつきあわされるようなコンサートや前衛気取りのひとりよがりな演出、観客不在のコンサートのなんと多いこと。4〜5年前サントリーホールの年末第九に行った時などは演奏者2名、寝てました。びっくりです。(ひょっとすると東京フィルの人ではないのかもしれません。スポンサーの身内で舞台に立ちたい人を座らせておいただけ、とか。そう思いたいです) また、観客側も子供がいるのである程度の雑音は仕方ない

    2006-12-09
    summercontrail
    summercontrail 2006/12/09
    "ある程度の雑音は仕方ないという前提でみんな来てるので、鑑賞態度に余裕""音楽はまず遊び心ありき""何度も同じ曲を違う演奏で聞くのが楽しいということは、まさに入門者が知るべきこと"
  • 2006-05-06

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000046-jij-int このニュースを見て最初に思い出すのは、知り合いの60手前のある夫婦。二人は別居中で熟年離婚寸前なんですが、奥さんが判を押してある離婚届をまだ提出しないでとっておいてあるんです。 来年の四月から施行される年金分割というのがあります。いままでは離婚すると厚生年金に入っていた夫だけが年金を受け取るようになっていて、元夫の労働を支えていた元の家事労働および家計にしめるパートの賃金は全く省みられずゼロ円扱いになってしまっていたんですね。それがやっと、元夫と元で分割されるようになるのです。当にやっと、だと思います。 なので、その知り合いの女性は来年の四月まで離婚届をとっておいて持っているというわけです。そんな奥さんに対して旦那さんの方は「あの人はそういう人だ」という言い方をして

    2006-05-06
    summercontrail
    summercontrail 2006/05/06
    家事/"「子供にはお金がかかる」原因も経済力の問題以前に、子育ての方法に選択肢が少ないゆえ""現状を見てみると、一人で働きながらカッコよく!子供を育てるのは不可能""本当に貴族でいられるのは独身だけだと感じま
  • 2006-03-19

    先日のエントリに引き続き。id:hissaさんのコメントとid:nekoprotocolさんのトラバを受けて考えました。 なぜHP制やHUD表示に嫌気が差したのか。グラフィックは綺麗だし、ストーリーも面白いし、バトルや成長のシステムも良いのに、なぜFF12をつまらないと感じてしまったのか。 モンスターとの戦闘に迫力が無いから、というのが大きな原因かもしれません。 FFのモンスター達は姿は立体でも、存在のありかたはまだ一枚絵のままです。 窮鼠を噛むという言葉の通り、動物は瀕死になると突拍子も無い行動に出ます。特攻したり自殺したり、戦いの相手に対して思いやりを見せたり、メッセージを残したり。普段は何も考えてなさそうな動物が、その時だけは人間並みの知力や異常な力を出すのを何度か見たことがあります。その時鬼気迫る迫力といったら。またその多様さといったら。瀕死の動物が相手なら、私はにすら勝てる気

    2006-03-19
    summercontrail
    summercontrail 2006/04/17
    長続きするニヤニヤ
  • 2006-03-16

    ファイナルファンタジー、Ⅲ〜Ⅴは全モンスターのステータスを暗記するほどハマりました。Ⅵで情熱が失せて引退したのですが、XIIは店頭で見たデモの映像に圧倒されて買わずにいられませんでした。ゲームを買うのは実に4年ぶりです。 (4年前に買ったのはトルネコ3です。このゲームで私は100年遊べるので他のを買う気になりませんでした。チュンソフトさんに頂いたハイスコアプレートは宝物です) さてFF12を2時間ほどプレイ。ポリゴンではなくドット職人の手によるという3Dの美しさに感動したものの、やっぱりもう昔のようには夢中でプレイできないと感じ、切なくなってしまいました。なぜ夢中になれないのか、理由を考えて箇条書きにしたら5つ。 1、同じ画面に向かうなら、ネットの方が面白い(私の場合) 2、仕事があるので徹夜できない、子供がいるから集中できない(時間が無い) 3、ゲームの攻略自体が簡単過ぎる(ターゲット層

    2006-03-16
  • 2006-03-04

    倫理的に正しい自殺があるなど、思いもしなかった。 自殺は矛盾の骨頂であり、いつでも非難されるべき悪行だと信じていた。 また、死はすべて悲しく、喜ぶべき死などどこにも無いと信じていた。 でも、彼が死んだと聞いて、私を含む多くの人間が喜びと解放に泣いて叫んだのだった。 彼の自殺に限っては、結果として、自殺そのものが善行だった。 私と私の家族はここ数年間、ある凶悪な犯罪者と戦っていた。それが今日終わったのだ。3年間たち込めていた暗雲がやっと晴れた。やっと自由になった。もう怯えることは無い。全て終わった。 明日、新聞に載るかもしれない。一人の容疑者が4日未明、拘置所内で自殺したと。 犯行は明白だったにもかかわらず、被告は上訴を続けた。嘘しか語ることができない男だった。たとえ真実でもそいつの口から語られると嘘になる、詐欺と暴力の愉快犯。筋肉隆々のレクター博士。拘置所から手紙を出して被害者たちをさらに

    2006-03-04
    summercontrail
    summercontrail 2006/03/08
    その事実を受け止める感覚の微妙なディテールに共感
  • こいけあきら書くかったりぃ記 - 女の子だからプリキュア見せたくない

    ディズニーの古い時代の短編アニメが好きで、よくヤフオク等で探して集めています。 大きいお兄さんお姉さん向けの視線を受けて子供向けのアニメが絶滅してしまい、自分の子供に見せたいと思えるアニメは古いものしかありません。特に女の子は、幼いうちからアニメのキャラのように可愛く鑑賞される存在として飾り立てなくてはならないという(男性位の)現実へと追い立てるのは残酷です。だからプリキュアはとても残酷だと思います。 まんが日昔ばなしの復活はとても嬉しいです。NHKすら一部番組でアイドル教育を受けさせられた子供を映すようになってしまった今、純粋な子供向けの番組は当に貴重でありがたいと思います。 ディズニーの昔のアニメは大人の即物的な欲望に染められていないので(そのように配慮されて作られています)幼児にも見せたいと思えます。「くまのプーさん」にしても、60年代に作られた3部作と90年代以降に作られたも

    こいけあきら書くかったりぃ記 - 女の子だからプリキュア見せたくない
    summercontrail
    summercontrail 2006/01/27
    ステレオタイプな軽口であっても無視よりはまし,コミュニケーションはともかく成立している/そこからはじまる/障害者への言及は極度に避けられ,言及は往々にして美談としてしか成立し得ない
  • 猜疑心 - こいけあきら書くかったりぃ記

    世の中を知ること自体が辛いと書いて世知辛い。賃金格差が広がり、社会に猜疑心が溢れ出しています。疑い合う人間関係は、お互いを疲弊させるだけで損耗を招きます。戦争とは、貧乏人同士が傷つけあうことによって金持ちがますます富むための装置です。 時々、自分が必要以上に疑り深くなっているのに気づき、反省します。世の中を渡っていくためには、危機回避能力と、他人を信じる能力の両方を伸ばす必要がありそうです。 大人になっても心が清くまっすぐな人がいますが、それは鈍感のせいでもなければ、痛い目に遇ったことが無いせいでもなく、「清い心を持ち続けるんだ」という意志を貫いた人だけが清い心でいられる。そのことを、自らの行動によって他人に教えられる人間の姿が、私の理想とする「大人」です。 健康は一番の財産ですが、体だけでなく心の健康にも非常におおきな値段がつけられるはずです。 「商品」という言葉の元素は他人を喜ばせるこ

    猜疑心 - こいけあきら書くかったりぃ記
    summercontrail
    summercontrail 2005/11/05
    "危機回避能力と、他人を信じる能力の両方を伸ばす必要""意志を貫いた人だけが清い心でいられる"最後は冗談
  • 2005-10-20

    前回まで私小説のようなものを書いたのは、華僑の話の前置きとして面白いかなーと思ったからでした。 華僑の処女好きは有名なので、ビジネスなどで華僑の人々と関わる方は一度ならず聞いたことがあると思います。 華僑の間には処女と交わると金運が上がる、またさらに寿命がのびるという俗説があり、これが今だに深く信じられています。私は直接行ったことはないのですが、華僑の支配する地域の売春宿はそれとわかるシステムになっているそうです。つまり処女の値段が一番高く、それ以降一度ずつ売春を重ねるたび値段が下がっていくと。このくだらない迷信が児童売春に拍車をかけ、また子供たちの青春を消費材として奪っていくのには身の毛がよだつし、子を持つ親としても心底やりきれません。百害あって一利ない下らない迷信ではあるのですが、その根は文化的に深いところに組み込まれていて、無意識的な信仰あるいは慣習ですらあり、簡単に払拭できるもので

    2005-10-20
    summercontrail
    summercontrail 2005/10/20
    なんというか,漫然と相対主義や"生理的快感だけが行動基準"と唱える人はこういう現実を知れ/日本も大同小異
  • 2005-07-28

    私の最も愛する芸術家の一人、エルンスト・バルラハ(Ernst Barlach)の展覧会が来年の2月に初めて来日することになりました。興奮してmixi中で騒ぎ立てましたが収まらず、こちらにもこの喜びを書き留めておきます。 バルラハはドイツの芸術家です。1870年生、1938年没。彫刻と版画と戯曲を作りましたが、特に彫刻が素晴らしいです。 彫刻になじみのある人というのはごく少数派だと思います。私もバルラハを知るまで彫刻に全く興味がありませんでした。というか、今だにバルラハ以外の彫刻にはほとんど全く興味がありません。「考える人」なんて、あんなに力んで考えるなんて不自然極まり無いじゃないですか。いかにも西洋的、ルネッサンス的な力=美という感覚がわからない私に、ロダンなどの近代彫刻の良さはわかることは無いのかもしれません。 バルラハの作品には技巧を見せびらかすような筋肉の描写などかけらも無く、単純な

    2005-07-28
    summercontrail
    summercontrail 2005/08/07
    "エルンスト・バルラハ(Ernst Barlach)の展覧会が来年の2月に初めて来日"
  • 2004-07-09

    私は断趣味の一つです。 というと悪い印象があるかもしれない。 体系はごく標準だと思う。 精神を病んでなどいない。いや、心は病んでいるけれど、物の精神病者とは全く違う。 初めての断は15歳の時。 一日一杯だけ牛乳を飲み、それ以外は水分も何も取らない。それを一週間。15kg痩せた。あまりの変容ぶりに、親でさえすれ違いざま私を認められなかった。 よく言われるような体への悪い影響も出なかった。 その時は年頃の女の子らしく「ダイエット」という捉え方で始めたのだけれど、断をしてみてから、その精神世界に魅了されるようになりました。 ついこのあいだも、一日に蜜柑一房(一個ではない)の断をした。(この蜜柑一房は、べるという行為について思慮を深めるためにある)あまりに断が楽しいので二週間も続けてしまい、頭が朦朧として、生命の危険を感じてからやっとやめた。体重の方は体が慣れてしまって、3kg減っ

    2004-07-09
    summercontrail
    summercontrail 2005/06/29
    この記事頭にあり先日試したが良かった。強くお勧めはしないけど習慣的に無理して食べるよりずっといい時も
  • 2005-06-26

    「マイクロテロ」など、状況を適確に把握した概念を多く生むid:umeten氏。先日のエントリの「カリスマ扇動者」もブログの現状をよく捉えた言葉だと思いました。http://d.hatena.ne.jp/umeten/20050625 しかし扇動者にもいろいろなタイプがいて、人を集めて集団となし一つの方向へと導くような目的を持ったタイプには興味を持ちますが、集団の囲い込みに徹するようになると後には信者だけが残ってしまい、無惨なものです。目的にも話題にも賞味期限があります。それを過ぎた扇動者たちの引き際にこそカリスマの素顔があらわれるものであり、面白い。 近頃気になるのは町山ブログの動向です。イラク戦争反対というテーマの後には世界平和という普遍的な話題へと上手く切り替えていくかと思われましたが、熱狂的な信者による論客リンチという見せ物の方がスタンスとしては強く残ったのだと、ここ数日のエントリで

    2005-06-26
    summercontrail
    summercontrail 2005/06/29
    "町山ブログ""憂鬱なプログラマ"両記事に触発され左近日記のドラえもんメモ/コメント欄も深い考察、要再読
  • 2005-01-13

    十六才の時、真実など何所にもないということを知った絶望で一人で暮らしていたワンルームに引きこもった。(家の事情でその部屋を与えられていた) 癒しようのない深い疲れだけが体を支配して、体中を膜のように覆い、私と空気を隔てた。それは当にひどい疲れで体を動かすこともできなくなり、私は一日中ベッドの上の天井を見つめながら、過去のことのように人々の生きている世界を想った。 美と欺瞞と両方に満ちた世界を私は愛してたけれど、それらと私は隔たったのだと思うと、気が楽になり安心した。無力になった私には何もかも絶望的だったが、それが私と世界の来あるべき姿だと悟り、やっと疲れが取れた思いがした。また、ずっとそうしていたいし、そうしているべきだと感じた。 しかし物理的な形而下のできごとが私の足をひっぱる。それらは全て私を疲れさせるだけの余計なものになった。肉体を維持させているものは親に依存していたし、べ物を

    2005-01-13
    summercontrail
    summercontrail 2005/04/09
    記事「カミュ「シーシュポスの神話」という本」含む。死、不条理、ファンタジー、ファッション、記号化
  • 2005-03-03

    今回はいつもと変わったエントリーです。 mixi内でぽっと火がついた議論が盛り上がり、キャッチ&リリースの肯否から釣り人のありかた、釣りの質まで、肯定派、否定派、またどちらでも無い方も多いに語られました。次々出てくる目から鱗の新鮮な視点や意見は、mixiの日記に留めておくには勿体無いものでした。釣り好きの方にとっても、アンチ釣りの方にとっても楽しめることと思います。 マナーが悪いとのイメージがある釣り人たちですが、釣りをしない人には不可解な存在であったりします。不可解ゆえの不快を取り除くことのできた、貴重な議論です。議論自体はまだ完結はしていませんが、決着をつける性格の議論ではないので、ひとまずここまでで。 以下、承諾を得て読みやすいようにトピックごとに編集したものです。編集は私が恣意的にしたものなので、不適切な解釈もままあると思われます、随時訂正させて頂くと思います。また、長くてもこの

    2005-03-03
    summercontrail
    summercontrail 2005/03/26
    本能を言い訳にすることの愚かさほか、多様な論点
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