NECは2011年3月9日、ネットワーク制御技術「OpenFlow」を実装したスイッチ「UNIVERGE PF5240」と、制御用の専用装置「UNIVERGE PF6800」を発表した。5月上旬から出荷を開始する。 NECでは、OpenFlowを採用したスイッチ(UNIVERGE PF5240)を「プログラマブルフロー・スイッチ(PFS)」と呼ぶ。PFSでは、現行のレイヤー2/レイヤー3スイッチが担う経路制御などの処理を分離し、「プログラマブルフロー・コントローラ(PFC)」という外部の制御装置で実行できるのが特徴だ(写真1、2)。こうした構成を採ることで、ネットワーク機器を一元的に制御したり、トラフィックの種類によって構成を変えたりするなど、ネットワークを柔軟に運用できるとしている。 NEC執行役員の保坂岳深氏(写真3)は、「データセンター内では仮想化技術の発展によって、サーバーやストレ
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