ブックマーク / www.innerhills.com (8)

  • バルト三国リトアニアのカナウスにある命のビザを発給した杉浦千畝の記念館 - インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

    杉浦千畝記念館 カウナス市内観光 杉浦千畝記念館 杉浦千畝さんは、第二次世界大戦中にリトアニアのカウナスに在った日総領事館に勤務し、領事代理の役職にあった人で、当時ナチスドイツの迫害からリトアニアに逃れてきたユダヤ人達に、国からの訓令に背いて人道上の観点から大量のビザを発給し、この「命のビザ」によって6000名以上の人命が救われたことで知られています。 当時の日領事館の建物が現在は杉浦記念館として保存されています。記念館はカウナスの中心街から離れた閑静な住宅街の中にある比較的小さな二階建ての建物でした。 記念館の内部の壁面には、戦時中の状況や救われた人達の写真などが展示されています。まずは杉浦千畝さんの生涯や「命のビザ」を発給した顛末をまとめた15分間のビデオを見せてもらいます。 その後記念館の内部を見学します。当時の執務室が再現されていて、背後に日の丸が掲げられた机の上にはビザを発

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    suoaei 2021/09/10
  • バルト三国リトアニアのヴィリニュス旧市街の夜明けの門 - インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

    3つの十字架の丘 夜明けの門 ヴィリニュス大聖堂他 3つの十字架の丘 ヴィリニュス市内を一望できる「3つの十字架の丘」に移動します。文字通り3つの十字架のモニュメントが建てられています。フランシスコ会修道士の殉教者達を祀るために建てられたものだそうです。この丘からの市内の景観の動画を添付しておきます。リトアニアの首都とは言え、高層の建物はほとんどないことが判ります。 www.youtube.com 夜明けの門 丘から下りて徒歩でヴィリニュス旧市街を観光します。まずは「夜明けの門」です。ヴィリニュスの旧市街はかつては城壁で囲まれており、このような門が9箇所あったそうですが、今ではこの「夜明けの門」しか残っていないそうです。 城壁の外側から見ると、キリストの像の絵の周りに、敵が襲ってきた時のための銃眼ではないか思われる丸い穴が何か所も設けられています。門の上はレリーフで飾られています。 「夜明

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    suoaei 2021/08/20
  • バルト三国リトアニアに残る伝統料理「キビナイ」 - インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

    ケルナヴェの丘 名物料理「キビナイ」 聖ペテロ・パウロ教会 ケルナヴェの丘 ケルナヴェ古代遺跡は2004年に世界文化遺産として登録されています。古くは旧石器時代の遺跡が残っていて「リトアニアのトロイ」とも呼ばれるほど考古学的には貴重な地域で、中世にはリトアニア大公国の首都があった場所ですが、今はほとんどの建物が無くなっており、いわゆる丘が残っているだけの所で、考古・歴史保護区内一帯が公園として整備されています。 バスを降りると馬車が客待ちをしていましたが、駐車場から丘を眺める所まで数百メートルしかないので馬車は乗らずに歩きます。 途中煉瓦造りの教会が建っています。ケルナヴェ聖母マリア教会です。教会の前には石造りのオブジェがあり、「鉄の狼」は第二次大戦前のオブジェが再建されたものだそうです。 ケルナヴェの丘を一望できる場所に到着しましたが、ただ小高い丘が並んでいるだけの景色でした。中世までは

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    suoaei 2021/07/29
  • バルト三国リトアニアの湖畔に建つ古城トラカイ城 - インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

    トラカイ城の外観 トラカイ城の城内 トラカイ城の外観 トラカイ城は15世紀にリトアニア大公国の要塞として建てられた城で、その後荒廃していたものを第二次世界大戦後に修復された城です。 城は杉原桜公園からバスで30分位走った、ビリニュス郊外のガルヴェ湖のほとりにありました。湖面の向こうに建つ城の外観は、まるでおとぎ話に出てくる城のようです。 お城のある湖一帯は公園として整備されていて、休日に家族で訪れても気持ちよく過ごせそうな場所です。空には気球も浮かんでいました。 湖を渡る木製の長い橋を歩いて通ると城の正面に到着します。現実離れした外観はまるでテレビゲームにでも出てきそうな感じです。 トラカイ城の城内 正面中央の入口から城内に入っていきます。入った所は広場になっていて、この場所を使って野外コンサートが開かれるのか、ステージが設営されていました。 城内の塔は相当な高さまで煉瓦を積み重ねて造られ

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    suoaei 2021/07/08
  • いざ中世の香り漂うバルト三国へ - インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

    バルト三国へのツアー出発 ヴィリニュス到着 杉浦桜公園 バルト三国へのツアー出発 2019年の8月に日旅行のツアーでバルト三国に行ってきました。バルト三国とはヨーロッパの北東部、バルト海の東に南北に並んでいるエストニア、ラトビア、リトアニアの3つの国の総称です。 ツアー名は「バルト三国とヘルシンキ8日」でした。世界遺産に認定されている、3つの国それぞれの首都の旧市街を観光したり、「命のビザ」で有名な杉浦千畝の記念館を訪問したりします。 3つの国は北からエストニア、ラトビア、リトアニアと並んでいます。もし3つの国の並び順が判らなくなった場合は、北から「あいうえお順」に並んでいると考えればいいのです。 今回の旅程としては、まず一番南に位置しているリトアニアから始まって、すぐ北側のラトビア、そして一番北に位置しているエストニアに順に回り、最後にバルト海を渡ってフィンランドから帰国します。 航空

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    suoaei 2021/06/17
  • 城壁の上から見たクロアチアのドブロクニク旧市街 - インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

    旧市街散策 城壁からの景観 聖ヴラホ教会 の広場 ドミニコ会修道院 ロクルム島一周クルージング 旧市街散策 旧市街の散策が続きます。大聖堂の裏にある広場では、青空市場が開かれていて賑わっていました。この広場には「KONZUM」というクロアチアの代表的なスーパーマーケットもあって、飲み物や品も入手できて便利です。ただしレジではクロアチアの通貨であるクーナが必要です。 聖ヴラホ教会の横の通りに面した建物の前に全体に黒っぽいのですが、鼻の部分だけがピカピカに光っている全身像がありました。ドブロクニク出身の劇作家であるマリン・ドルジッチの像で、「この像の鼻をこすると再びドブロクニクに戻ってくることができる。」と言われているために、多くの人に鼻の部分をこすられた結果ピカピカになっているのだそうです。 ドブロクニクの旧市街の東側は港になっており、多くの小型ボートが係留されています。港には多くのレス

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    suoaei 2021/05/27
  • スルジ山から見たクロアチアのドブロクニク旧市街 - インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

    ロープウエイ乗り場へ スルジ山からの景観 旧市街散策 ロープウエイ乗り場へ 翌朝、数キロ離れたホテルからバスで旧市街に到着した時には時刻は9時半頃でした。旧市街のすぐ外側にある売店が商品の補充をしていたり、プロチェ門をゴミ収集車が通過していたりして、街が今日一日の観光の受け入れ準備をしている真っ最中でした。 プロチェ門から見る港の景色は朝陽を浴びておだやかでした。 今日はまずロープウエイで、街のすぐ後ろにあるスルジ山の展望台に移動する予定です。街からスルジ山を見上げると、白い岩があちこち飛び出した山腹の向こうに、雲一つない青い空が広がっていました。 城壁の外側に沿った道路を歩いてロープウエイ乗り場に向かいます。 街全体が山の斜面に造られているので、途中急な坂道を登っていくことになりますが、ロープウエイ乗り場は旧市街のすぐ近くにあります。すでにたくさんの人が並んでいて長い行列の最後尾に並びま

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    suoaei 2021/05/06
  • 険しい山と城壁に囲まれたモンテネグロの港町コトル - インナーヒルズの愉快で心がはずむ旅行記

    コトルへの道 コトル城壁内観光 レストランでの幸せな事 夕刻のドブロクニクに戻る コトルへの道 モンテネグロのコトルに向かうために、ドブロクニクのホテルを朝早くに出発します。車窓から朝日を浴びたドブロクニクの旧市街や、ロクルム島を見ながらバスはコトルに向かいます。 途中クロアチアからモンテネグロへ国境を越えていくことになります。国境ではバスが止められ、出国入国の手続きのため30分以上足止めされます。ようやく国境を超えるとバスはコトル湾沿いを走ります。 コトルの町はコトル湾の最も奥にあり、複雑なリアス式海岸に沿って走っていくことになるので距離の割に時間がかってしまいます。途中フェリーに乗って対岸に渡ります。約10分間のフェリーですが、対岸に渡ることで道をショートカットできて、時間が節約できるそうです。 ドブロクニクからコトルまで3時間以上かかりました。コトルの町に到着すると港に巨大なクルー

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    suoaei
    suoaei 2021/04/09
    Comtes_Lafonさん、いつもありがとうございます。
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