MySQLを本番で運用する場合、ヘルスチェック(監視)は欠かせません。ヘルスチェックには大きく分けて死活監視(MySQLのプロセスが稼働しているかどうか)と傾向監視(レスポンスを悪化させるような兆候が表れていないか)の2点に分けられると思います。 今回はこの2点のうち死活監視、中でも「MySQLのプロセスが稼働しているかどうか」について説明します。 mysqldのプロセス確認 まずはシンプルに「プロセスが起動しているかどうか」を確認する例を考えてみましょう。MySQLのプロセスの実体はmysqldプロセスですので、これが存在しない場合当然ながらMySQLから応答は返ってきません。 $ ps auxww | grep mysqld root 275 0.0 0.1 106192 1536 pts/0 S 09:29 0:00 /bin/sh /usr/bin/mysqld_safe --da